春
クシュン！
鈴「みょん大丈夫？」
妖「だいじょ・・・クシュン！」
鈴「はい、ティッシュ」
妖「うぅありがとう」
そう、今は春。あるものは咲き誇る花に魅了され、あるものは別れを惜しみ、またあるものは・・・
妖「グシュックシュッ。うぅー花粉が辛いよう。うどんげは平気なの？」
鈴「私は大丈夫ね」
妖「いいなぁ」
妖夢は花粉症に悩まされていた！
鈴「そんなことよりお花見に行かないかしら？」
妖「西行妖もこの時期は満開までは行かなくともいい感じに咲くからね」
幽「妖夢〜お花見に行くなら私も連れてって〜」
妖「うどんげがいいならいいですけど・・・」
鈴「私は構わないしむしろ人は多い方が楽しいから来て欲しいくらいよ」
幽「決まりね！お花見のときのご飯が楽しみだわ〜」
妖「そんなことだろうと思いましたよ・・・」
そしてお花見当日・・・
鈴「綺麗ねー」
妖「綺麗だねー」
幽「美味しいわね〜」
妖鈴「「⁉︎」」
鈴「もう食べてる！」
つまみ食いをする幽々子
妖「幽々子様、まだ食べてはいけません」
幽「だって・・・美味しそうだったもん」
妖「それは嬉しいですが少しくらい我慢してください」
幽「は〜い」
妖「それでは、いざ！オープン！」
鈴「おぉー！」
幽「すごく美味しそうね〜」
妖「それでは、いただきます！」
鈴幽「いただきます」」
鈴「ご飯と卵焼きと唐揚げとサンドイッチとサラダとお団子と・・・いっぱいあるのね」
妖「幽々子様がたくさん食べるからね」
幽「おいひいわ〜」
妖「口にものを入れて喋らないでください」
幽「だって美味しいもの〜」
妖「あ、ありがとうございます！」
鈴「みょん、こっち向いて」
妖「何うどんげ？」
鈴「ご飯粒ついてるわよ」
ひょいっパクッ
妖「⁉︎」
頬がどんどん赤くなる妖夢、したり顔の鈴仙、2人には目もくれず食べ続ける幽々子
食べ続ける幽々子を置いて桜を見に行く2人
妖「やっぱり綺麗な桜だね」
鈴「みょんの方が綺麗よ」
妖「えっ」
鈴「・・・」
妖「・・・」
鈴「ふふ、あはははは！」
桜の木の下で笑い合う2人
