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Ghost agent  作者: かりぎゅら
3/3

感染?

ミサイルが爆発?してから3時間がたった...

俺はあと5日間でゴースト化する。

おいおい...まだ死にたくないぞ...

唯には、好きだ!とも伝えれずに死ぬのか?

今言えばいい話なんだが、愛の告白なんてしたことないし、

そんな勇気どこから湧いてくるんだ?

周りのカップルたちは、いったいどうやったんだ?

そんなことを考えているうちに、時間はどんどんすぎていく...


「快人?何してるの?」


姉だ。


「ちょっと考え事してる!」


考え事と言っても今考えるようなことではないが。

告白するとかしないとか考える前に

「自分があと何日程度生きられるのか?」

ってことを考えなければいけないな。

感染して5日後にはゴースト化すると言っていたが、

さすがに個人差があるだろう

ぴったり5日後に感染なんてしないだろう...

もしかしたら感染するまで短いかもしれないし、長いかもしれない。

不安が高まった...

とりあえず、姉さんたちのところに行こう。

笠野さんに聞きたいこともあるし。


「笠野さん、仕事なにしてるんですか?」


と俺が聞くと笠野さんは、


「エージェントだ。」


俺はおもわず


「は?」


あ、心の声がもれた。

と思い、笠野さんに謝った。


「いいんだよ。それが普通の反応さ。」


すると急に姉が


「え?市役所で働いてたんじゃないんですか?」


俺は話についていけてない

えーじぇんと?しやくしょのじゅうぎょういん?

俺はポカーンとした顔で話を聞いていた


「ああ、市役所で働いていたよ、表向きはね。」


「表向き?」


俺は無意識で聞いていた


「表向きだよ。世界全体が危険になった時だけ出動する特殊部隊だ。」


なるほど!納得した!...なんてなるか!

そんなことしてる人がこの街にいたのか!

という驚きがあった。

完全に忘れていたが向こうの街にミサイルが爆発?したんだ...


「あの?笠野さん?」


「どうしたんだ?」


「向こうの街にはいけるんですか?」


「今の状態では危険だ。それに君は感染してる

 いつ君の体に異変が起きるかもわからない状態で

 外には出れない。」


そうか...

俺が感染しているのに友達を助けようとしたところで

最初に俺が助けられるかゴースト化して殺されるかってのが先だ。

せめて血液検査でもできればいいのに。...

どうせ感染していると思うが。

でもどうにかして助けに行きたい。

すると笠野さんがもう一言、


「それにガスマスクは持ってるが自分用とあと2人ぶんしかない。

 誰かをおいて行くか、ガス?がおさまるのを待つしかない。」


そう言われて相談していると、

ガスがおさまるまで安静にしておこうという答えがでた。

そして俺が感染してから5日がたった...

ことだ?5日たった今でもガスが残っている...

向こうの街は薄い赤色の霧で包まれていた。

そして俺の体には......なにも起らない...

へ?なんで?個人差があるかもとは考えていたが、

なにも異変がない...

これはどういうことだ?

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