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〝天使〟  作者: 真宮傑
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1. 小さな桃色の花


 小さな天使が初めて地上に降りた時

 小さな天使が初めて目にしたのは

 小さな小さな花でした


 小さな花は桃色で

 真っ白な天使によく似合っていました


 小さな天使は桃色の小さな花をみて

 とても温かい気持ちになりました


 でも どうしてこんな気持ちになるのか分かりませんでした


 ふわっと生まれた気持ちはとても心地よくて

 小さな天使はいつの間にか笑っていました


 初めて天使は「笑う」ということを覚えました


 生まれた温かな気持ちは 小さな天使の真っ白な心に

 一つの大切なものを生み出しました


 そのぬくもりは小さな天使をこれからも

 ずっと支え続けました



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