ナイトメア?
ゼ「死亡フラグとか最終回目前ではありません」
エレスナーグVision
「ゼ〜レカ」
「………んあ?」
眠そうな目を擦り返事をしてくれる
「なんでもないよ♪」
「そうか……」
「ふぇ?」
力付くでベッドに沈められる
「俺の眠りを妨げたら、どうなるか分かってるな?」
「え、ちょっ……」
片手で私の両手を押さえ付けてくる
「たまには、無理矢理ってのもいいぜ?」
「え……」
空いた方の手で服を脱がせていく
「待って…」
「大丈夫だって。すぐに蕩けてくるさ」
「ん……///」
ゼレカの手が私の腹部へと伸びて……
―
――
―――
「あぁん!///……あれ?」
夢……?
さっきまでと同じ体勢、でもゼレカの顔ではなく天井だけが視界に入る
「……夢か」
いつもみたいな優しいのも好きだけど、あれだけ強引なのも悪くはないな
「……///」
今の夢を思い出したら顔が熱くなってきちゃった
「さっきの続き見れるかな……」
毛布を抱きしめて……抱きしめて……毛布?
「……」
「あっ……」
毛布の塊だと思ってたのはゼレカだった
「……」
寝息だけが聴こえ、呼吸に合わせて髪が動く。いつもの黒と緑のオッドアイも今は閉じられてる
カッコイイなぁ……
「起きてる?」
「……」
起こさないように小さな声で聞いてみても、返事が帰ってこない
珍しい、ホントに寝ちゃってるんだ。いつも寝てると思ってると起きてるのにね
ゼレカの髪を撫でる。サラっとしてて、気持ちいい
寝顔だけ見ると女の子に見えなくもないなぁ。起きてるとそうは見えないのに
何度か女の子にしたことはあるけど
「ふふっ」
その時を思い出し、思わず笑みがこぼれる
ちょっとイタズラしてみょっかな
私のS部分が騒いだ気がする。それを自覚してゼレカの服のボタンをあけていく。寝る時はいつものコートじゃなく、シャツを着てる
「よいしょっ」
全部あけ終わった
筋肉とか全然ない……肩幅も狭いし、見た目は強そうに見えないよね。でも、ゼレカはだれよりも『心』が強い
「だから、みんなゼレカに惹かれていくんだよ?」
聞こえてるわけでもないのに言葉を紡ぐ
私が一番だけど、ね
ゼレカの胸を触る
ありがとう、私の所に来てくれて。あなたが来てくれなかったら、あのままずっと逃げてばかりだった。バハムートからも、自分からも……
鼓動が手を伝って感じられる
ゼレカ……あなたに言わなきゃいけないことがあるの。だけど、それを知ったらあなたは私のこと嫌いになっちゃうんだ
きゅっと自分の胸を掴む
だから、もうちょっと待ってて。いつか話せるように頑張るから……
軽く唇にキスをする
夢でも会えたらいいなぁ
さっきまでのことを忘れて、夢に期待する
「おやすみ……」
「ああ、おやすみ」
アス「ふぅ〜、寒かった」
メ「寒い?そんなに寒かったっけ?」
アス「だって、今まで氷河で水泳してたんだもん」
メ「なんでまた」
アス「クルーガ氷河の主を倒して欲しいってお願いされてお兄ちゃんと行ってきたの」
メ「え、だってあいつ寒いのは駄目じゃなかった?」
アス「だから今凍えてるよ」
ベ「……」
メ「アスタノト!こいつ今息してない!」
アス「あはは、そう?なんだか私も眠く……あぁ」
メ「貴女まで!?しっかりしなさい!」
アラ「楽しそうだわ〜」
エ「あはは……」
ゼ「ははっ……」