会話の後の後
毎日更新してますけど、なかなか話が進まない今日この頃です。
前話の後のゼレカ視点です
「……ん?」
マムートと会って、目が覚めたみたいだ。
それにしても、やたら右腕に違和感を感じる。
右腕に目をやる。
「すぅ……すぅ……」
エレスがいた……いた!?おっ落ち着け、O☆TI☆TU☆KE俺。あああ、やっぱり錯乱してる……混乱?そんなことはいい!!
気を落ち着ける。
「ふぅ」
………やっと冷静になった
あれこれ考えても始まらないから、エレスが起きるまで待とう。
「…………」
エレスは俺の右腕を枕にして寝てる。
気持ち良さそう顔をしてる。
「………」
どれくらい経ったか分からない。それだけ、眺めているんだろう。
「……」
このまま眺めてたら………理性が破壊されそう。
よし。後十分で起きなければk…
「ん……うにゅ?」
………馬鹿なこと考えてる間に起きた。
「おはよう。エレス」
「あ、おはよう〜」
「エレス、君はどうして俺の部屋で寝てたんだ?」
「え?それは………」
(ぽっ///)
「何故に顔が赤くなる?」
「なっ…なんでもない!」
「そっ、そうなんだ!?」
「そうなの。あっ……それより、ソルがよんでたよ」
「ソルが?………ああ。だいたいわかった。それじゃ、行こうか」
「うん!」
「……」
「……?」
「……」
「ねぇゼレカ、行かないの?」
「行くよ。………着替えてからね」
「じゃあ早く着替えなよ」
「………わかってて言ってる?」
「何を?」
「着替えられないだろ、君がいたら」
「昨日、一緒にお風呂入ったのに?」
「……///それとこれとは別だろ」
「大丈夫だよ〜(黒笑)」
「……わかった………っていうと思ったか!!」
「!!」
そういって、エレスを部屋の外にだした。
「ちょ、ゼレカ!?なんで!?」
「なんでもなにも、君の前で着替えたら後ろから襲うだろ!」
「もちろんでしょ!!」
「ほら、みろ!すぐ着替えるから、そこで待ってろ!!」
「むぅ〜」
―――部屋の中
俺はエレスに聞こえないように言った。
「………はぁー。全く、無防備なんだから。俺以外にはこんなことすんなよ」
デ「人は何かを捨てなくちゃ、生きられないの?」
ゼ「………なんだ、突然?」
デ「いやー、今日買ったゲームを遊んでたらメモリーがいっぱいだったから」
ゼ「そりゃ、画像やらビデオやらアップデートデータがあんだけありゃ、容量もいっぱいだろ」
デ「いつの世も、用意周到な奴が生き残るのさ」
ゼ「つまり新しいメモリーを買ってあったと」
デ「全部あてんなよ!!もれなく全問正解だ!」
ゼ「なんとなく分かるんだから、しょうがないだろ?」
デ「いいけどさっ」
ゼ「だいたいなんだ?その名言?みたいなのは」
デ「即興で思いついた」
ゼ「……そうですか」
デ「そんなことより、今日下校中に雨が降ってて考えついたことがある」
ゼ「なんだ?」
デ「Yシャツ着て雨に濡れると、すっごい透ける」
ゼ「それが?」
デ「『後書き』か『本編』でお前とエレスにやらせてみようと考えた!」
ゼ「何言ってやがる!?」
デ「あっ、エレスと『ゼレカちゃん』でもいいよ」
ゼ「……止まれないなら、壊せばいい。それが壊れた玩具の処理方法だ」
デ「言ってわからなきゃ力づくで、ってことか」
ゼ「そういうことだ」
デ「じゃ近い内にどっちかでやろうかなー」
ゼ「壊れろっ!」