会話の外
今回はエレス視点で書いてみました。
前話の現実でおこっていることですので、お間違いなく。
私は今ゼレカの部屋にむかっていた。
昨日、ゼレカに血をのませてもらってからの記憶が無いのはなんでか分からないけど。
///それに、その時のことを思いだそうとすると恥ずかしいなる。
そんなことを考えてる内にゼレカの部屋についた。
コンコン
いちおうノックをしてみる
「………返事が無い。ただの魔神のようだ」
………自分でもわけがわからないことを言った。
いわなきゃいけない気がしたから。
扉をあける。
ギィっ
ゼレカはベットの上にいた
「ゼレカ。もう朝だよ」
私はゼレカの上で足とか腕を踏まないように、ひざまずいた。
………上からゼレカの顔をまじまじと見つめている。
漆黒のような髪が首の付け根までのびて、今はみえないけど緑と黒の瞳が妖しく魅える。
「……うにゅ〜///」
改めてみていると顔が赤くなりそう。
今へんな声でちゃった…。
はっ!!
そっそうだ!
「ゼ〜レ〜カ!!早く起きてよ!」
自分が何をしにきたのか思い出した。
「お〜い?ゼレカ?」
何をしても起きない。
「むにゅ〜。………そっか。何をしても起きないなら………。」
私は、ゼレカの口に私の口を重ねた。
「…はぁん……ジュル……っんふ……」
私、ゼレカとキスしてる。
「…グチュ……ふっ………」
……………………
キス!?わっ私が!?えっ、えーと!?
「きっキュルーン///」
そこで私の意識が途切れた
ゼ「………あれ?俺なにしてたんだっけ」
デ「しりたいかな?ゼレカ」
ゼ「ああ。お前がいるから『後書き』ってのは分かるが」
デ「昨日、『後書き』で何してたかな?」
ゼ「昨日?確か………あっ!!」
デ「思い出したようだな」
ゼ「……ああ。思い出した。とりあえず刺されとK…」
デ「その格好でそれをいう?」
ゼ「ああっ?身体は元に戻って……」
デ「戻ってるな。身体は」
ゼ「!?なんで何も着てない!?」
デ「思い出してないのか」
エ「はぁ〜む。あれ?おはようゼレカ。それとディンさんも」
ゼ「!?ちょっ、エレス!!なんで何も着てないんだ!?」
エ「何いってるの?ゼレカ。昨日はあんなに《自主規制》したのに」
ゼ「いやっ、それはともかく…」
エ「朝から《18歳未満禁止》するの?私は準備してるけど」
ゼ「はあ!?何言って…」
エ「(キラーン☆)それでは!」
ぴとっ
エ「………柔らかくない」
ゼ「もう戻ってるよ」
エ「……え?………それじゃあ……/////!!!!」
ゼ「どうした?エレス?」
エ「……二人とも、出てて!!!」
ゼ「ちょっ、何が…」
エ「いいから出てて!!」
――部屋の外
ゼ「イテッ!いきなり魔王の力で放り出さなくても」
デ「俺途中から空気だった」
ゼ「確かにな。にしても、突然なんだ?こいつはともかく、俺は昨日散々果てさせたろ」
デ「うわー。こいついきなりなんてことを。マジでうわー」
ゼ「うるせぇ」
デ「エレスはおすのが好きだから、おされるのは嫌いなんだぞ」
ゼ「つまり、昨日は俺が『女』だったから大丈夫だったのか?」
デ「当たり前だろ。男女と女の子同士は違うんだぜ。………俺もお前も覚悟したほうがいいかもな」
ゼ「あっ?なんでだ」
デ「そんな気がするだけ。それよりも、次回またお会いしましょー」
ゼ「いきなりしめやがった。まぁいいか。感想・誤字脱字・不満・リクエスト等がございましたら遠慮なくかいてやって下さい。それではっ」
―――部屋の中
エ「もうっ。ゼレカのっ、バカ」