緊張?無いですよ
シリアスモード突入!……しませんよ
エレスナーグvision
ゼレカがフラワーハウスにいる時
「はぁ〜、行っちゃった」
「もう出発したの?」
「あっ、ソル。いつのまに」
「いまきたところよ」
「ぜんぜん気がつかなかった」
これでも私、気配を感じるちからはけっこうあるのにな……
「ゼレカは部下をひとり連れて行くって」
「部下……ああ、彼のこと」
「知ってるの?」
「知らないよ♪」
「あはは……」
「それよりも、貴女宛の手紙がきてたわよ」
「手紙?だれからだろう」
ソルにわたされた手紙を開けてみる
「え〜っと………」
シャクガからだ
「…………!?」
ガクンっ
私はそのまま床にすわりこんだ
「どうしたの、エレス!」
「………シャクガ…からの手紙………だった」
「シャクガ……妖精族の友達の?」
「うん………」
手紙の内容が……私にしょうげきをあたえた
「なんて書かれてたの?」
……………言おうかどうかまよってた
でも、これがほんとうなら言わないわけにはいかない……
「ソル。私……」
「大丈夫よエレス。落ち着いて」
「私……」
決心してソルに言う
「私、シャクガに胸のおおきさで負けた!!」
「!!エレス……」
妖精族のシャクガに負けるなんて……
「胸の大きさなんて些細な事よ。特に、ゼレカは全く気にしてないでしょ?」
「そうかな……」
―――その頃
――
―
「はっくしょん!」
「風邪か、主よ?」
「体調管理にはきをつかってるんだけどな」
―
――
―――
「でも、ゼレカが胸にきょうみが無いのは知ってるけど…………」
「あっ、そういえば胸を大きくする方法ってあるわよ」
「えっ!そんな方法があるの!?」
「ええ♪昔から言われてる方法だけど結構効果があると思うわ」
「どうするの?」
「胸を揉むのよ♪」
………なんだろう
ソルの笑顔がこわい……
「それじゃあ早速試してみましょ♪」
「じ、自分でするからいいや」
………とりあえずにげた方がいい気がする
「自分でじゃ効果が少ないと思うわ」
「だいじょうぶ……。それより今日の仕事は…」
「今日の仕事はありません」
「いつもあんなにあるのに!?」
「ありませんよ」
にげようとしてたのに、いつの間にか背中にまで手をまわされてる
「久しぶりですね。こうするの」
「ソ、ソル。待っ…」
「大丈夫ですよ♪」
「だいじょうぶじゃないよ〜」
バルチス⇔アラクネ
バ「どうか見つかりませんように……」
ア「見覚えが?」