攻攻戦
GW疲れなのか、体調を崩してしまいました。それでも更新は続けます。
『城一時の』の前書きで「最低五十話は毎日更新したい」と書いたんですが、「最低五十話ぐらいまでは、毎日更新したい」の間違いでした。
毎日五十話ってプロ並のペースですよね。時間があったらそっちの方も修正します。
間違えてしまったことをお詫び申し上げます。
「………それにしても、毎回毎回この量の魔物を仲間にしてるってのは一種の才能であり、俺達にとっては厄介極まりない災厄だぜ」
なんてことを目の前の魔物の、そのまえにいる『人間』達に言った。
ああ、早く城に戻ってエレスに『あれ』を飲ませたいなー♪
…………………さて。そろそろ片付けるか。
「覚悟しろ!悪魔め!」
おおー。威勢のいい剣使いだな。
「ちょっとー!油断しないでよ」
魔法使い(メイジ)にみえるが賢者だと思う。
魔法使いと賢者は放出してる魔力が若干違うからな。
「二人とも。目の前の敵から目を離すな」
ふーん。この魔法剣士が司令塔か。
「うるせーな!そんなことは言われなくてもわかってるよ」
「覚悟してもらうわよ、魔王!」
……………why?今何か聞き間違えかもしれないけど、おかしな言葉が聞こえた?
「……おい、人間ども」
ちょっと声色を低くしてみました♪
「何だ?魔王」
………やっぱり、俺を魔王って言った。聞き間違えじゃなかったな。
「クククっ。俺が魔王か。残念ながら俺は魔王じゃない」
「「「!!?」」」
つまるところ、俺はRPGラスボス前の中ボスってことだ。
だけどチートを標準装備してます。謝る気はないけど、ゴメンなさーい♪
「くっ、まだこんな奴がいたなんて」「命ごいは済んだか?」
そう言って俺は魔力を右手に集中させ、棒のような細長い槍を創った。
『深淵の槍』
俺はその槍を人間達の後ろにいた魔物達に投げた。
「「!!」」
「なっ!」
俺の投げた槍の周りにいた魔物達が一瞬で消えた。
消えたわけじゃないんだけど。
「そっ、そんな馬鹿な!!」
「魔物達の数は千体はいた筈だぞ!」
説明ご苦労♪
簡単に言うと、人間達の後ろにいた魔物達はあと四百体程になっていた。
消したわけじゃなく、正確には『浄化』したんだ。
これであの魔物達、はまた俺達に従ってくれるだろう。
「皆、距離をとれ。いつも通りにやればこんな……や………つ………」
ゴキッ!!
長々喋ってる間に一気に近づき、頭を持って首の骨を折った。
「アイザック!!」
「よくもあいつを!」
そんなことはお構いなしに俺はアイザックと呼ばれた魔法剣士の血を抜き、瓶に詰めた。
「何をしてる!!やめろ!」
さて、血を全部抜き採ったから……
「そんなに返してほしければ、返してやる」
白く、冷たくなった身体を放り投げた。
「遅い」
投げつけた後に、自称神にえられた能力の一つ、『想像創造』をつかい一本の『刀』を創った。
『黒刀・鎌鍵』
鎌のような形状をした刀。
その刀で魔物達を斬りつけた。「いくぞ。『命刈り(ブレスキラート)』!」
周りにいた魔物達はみるみる黒い液体をまき散らす。
ある物は、頭をとばしても向かってくる。
ある物は、肉片になるまで暴れる。
「はははっ、はははっ、ハーハーハっ!」
生きてるものを刈り取る刀
「なっ、何だコイツ!?」
「ばっ、化け物!!」
………おおーっと、危ない危ない。つい狂っちまった。
「それじゃあそろそろ、魔王様の為に死んでもらおうか」
「いっ、嫌っーー!」
「助けてくれー!」
「……見苦しい」
そう言って、刀を振るった
ザシュ!!
――――
―――
――
「さーってと、服が赤くなったけど戻るか」服だけじゃなく髪も赤いけど早くエレスに会いたいから、おとす前に先に会おうかな♪
浮かれた足どりで城に帰るのが自分でもわかった。
―――
――
俺が後にした場所には生き物が残ることはなかった。
デ「改めて、作者の代弁者のディンでーす」
ゼ「本当に改めてだな。何かあったのか?」
デ「いや〜なんとなくもう一度いっとこうと思って」
ゼ「そうか」
デ「ところで、戦闘のほうはどうでした?ゼレカさん」
ゼ「あれで半分もだしきったのか?俺はまだまだ半分もだしてなかったけど」
デ「まあ、これからチート能力もばんばんだそうと思うのでガンバッて」
ゼ「武器想像もそうだけど、魔力を……魔法なんかの技を使いたいぜ」
デ「さて♪次回はいよいよ俺が書きたかった話だ」
ゼ「……ちなみにきくが、どんな内容だ?」
デ「………ガンバれっ、ゼレカ」
ゼ「何が!?」
ぽんっ
デ「身体、大事にしろよ」ゼ「何故肩を叩いた。それに身体って…」
デ「それと、後書きと本編の方を少しだけ変えました」