表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/136

火山探索

そういえばタイトル変えました

「………あっつ」


マグマドラコを探しに火山の中に入ったまではよかったけど、ものすごく熱い


暑いを通り越して熱い


呼吸するだけで痛いし


「だぁーもう、歩くだけで汗がでる!まともに集中もできやしないぜ」


………なんて言ってるけど後ろの気配に気づかない俺じゃないさ


「さっさとマグマドラコを倒さなきゃいけないのに」

気配がどんどん近づいてくる


後ろを振り返らずに言ってみる


「………何の用だ?」


「お前こそマグマドラコに何のようだ。俺はどうしてもあの竜の鱗が欲しいんだ」


ん?どこかで聞いた覚えがある声だな


それも同じような状況で


「…………シェイド?」


「ゼレカ!なんだお前か」

「それはこっちの台詞だ。どうしてマグマドラコの鱗をとりにきたんだ?」


「いや、その、いつもマリーヌには世話になっているからプレゼントでもしてやりたいなーって思ったからさ///」


「世話になっているからじゃなくて好きだからって言っちまえよ」

「そ、そそそそそんなわ、わけわけないだろ」


「バレバレの動揺どうもです」


「そ、それよりお前は何しに来たんだ?」


「暇だから何か狩ろうと思って」


「………マグマドラコって、ギルドじゃSランクの魔物だろ?」


「俺ランクとか関係ないもん」


「……そうですか」


「つーかドラコいなくね?マグマの中覗いたけどいなかったし」


「マグマの中にはいないぞ。奴らは溶岩に擬態して逃げ場をなくしてから獲物を喰らう習性があるからな」

「道理でさっきから足場が動いてるとおもった」


「………え?」


「いや、だから足場が……逃げ場を絶ってから獲物を喰らう?」


「ああ」


「ふーん」


『………』


足元に指を指す


「ん?」


「うん」


それにシェイドが頷いた

「あれ?こんな大きかったっけ」


「デカイのはこのぐらいの大きさだ」


「……とりあえず鱗採っとけば?」


「そうだな」


シェイドが鱗を採ってる最中も暴れる気配がなさそうだしな


「……よし、っと」


「採れたのか?」


「ああ、これだけあれば指輪が造れる」


「婚約指輪?」


「違うっつーの!」


「結婚したっていいんじゃね?互いに好きなんだから」


「!!?」


もう言葉がでてないな


そんなに恥ずかしいのか?

ゼ「それでは予告通りアルフォートの紹介です」


ア「何をしているのだ主?」


ゼ「ディンの奴に『たまにはゼレカが進行役やってよ』って言われたから仕方なく進行役やってるんだよ」

ア「我の紹介だったな」


ゼ「無視するな無視を」


アルフォート

決まった姿をしてないが、いつもはひとがたで銀色の服に銀色の髪、銀色の瞳と肌以外は銀一色である。

ゼレカと契約するまではナブラート村の祭壇に埋もれてた。

シェイドとは兄弟。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ