表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/136

悪戯夢(あくむ)┨望郷┠

体内時計が狂ったのか、昼夜逆転してます

「零花、何点だった?」


「お前は?」


「ふふん、梨絵に教えてもらった成果がでて八十点!」


「俺九十五」


「負けた〜」


「■■■、せっかく私が教えたのに負けてどうするの」


「ごめーん梨絵。負けちゃった」


「零花、どうだった?ちなみに俺は七十だ」


「英司、お前■■■にも負けてるぞ」


「■■■にも!?」


「英司には勝てたー!」


「目標は零花だったでしょ?」


「むぐっ」


「梨絵はどうだったんだ?」


「貴方と五点差」


「ようするに満点だろ」


「そうとも言うわね」


ガラガラっ


「おはよっございまーす」


……おいおい、もう授業終わったぞ


そいつは鞄も置かずに俺のところに来た


「零っ花ー♪例の物は?」


「……多矩夜たくや、せめて鞄置いてから来いよ」


「細かい事を気にしてちゃ人生つまんないぜ」


「……はいはい」


「それよーりも、例の物を早く!」


「ほらよ」


「ふおっほー♪ありが…」


「その前に、報告してこい。後で面倒になんだろ」


「わかった、すぐ行ってくる!」


多矩夜は全力で教室を出ていく


「はぁ、クラス中の注目の的じゃねぇ」


「まあまあ。いーだろそのぐらい」


「俺はお前みたいに脳みそまで筋肉じゃねえの」


「誰が筋肉だ、見た目だけならもやしみたいだろ!」


「自分で言ってて恥ずかしくないの?」


「梨絵、英司は自虐趣味なんだからあんまり虐めてやるなよ」


「あー、そうね」


「おい!天才コンビめ!■■■も何とか言ってくれよ」


「え〜とここがあれでこれが……」


「真面目な奴は見直しかよ!」


「ふふっ、ははは!やれやれ、毎日が楽しいや」




『……………残りフツカ』








「………またあの夢」


目を覚ますと見慣れない天井だった


「あれ?ここは……」


「目、覚めた?」


「メフィストか。俺どうしたんだっけ」

「覚えてないの?」


「…………時空船に乗ったとこまでは覚えてる」


「その後すぐ倒れて驚いたよ」

「まあ、あんだけ魔力使えば倒れもするだろ」


「全く無茶ばかりして………」


「心配かけたな。今はどの辺?」


「深航路に差し掛かったあたり」


「………最航路までに魔力を回復しておくか」


「それはベルゼブがやってくれるって。そのかわり、『……ゆっくり寝てろ』だって」


「ふふ、わかった。じゃあお言葉に甘えて寝かせてもらうか……」


言い終わるか終わらないかで意識がとんだ

ゼ「今日はディンが居ないから適当に進める事にする」


エ「ディンさん居ないんだね」


ゼ「なんか急用があるからそっちに行くって」


エ「じゃあ何する?」


ゼ「んー、吸血魔王について説明するか」


『吸血魔王』

吸血鬼の上位種。

黒血を吸って生きながらえるが、赤血を吸う事によって黒血を吸う必要がなくなり魔力を回復させる事もできる。

魔王化、吸血等ができる。


ゼ「軽く説明するとこんな感じかな」


エ「まだほそくする必要があるから完全な説明じゃないよ」


ゼ「それと今回の名前の補則な」


▲▲=梨絵

◆◆=英司

●●●=多矩夜

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ