悪戯夢(あくむ)┨決別・目的┠
何か無駄に続いてますが、この話が連続するわけではありませんよ。
ポチャ
「………」
……なんであんな夢を見たんだろ
……もうとっくに決別したつもりだったのに
「………まだ俺は『葉月零花』のままでいたいのか、『ゼレカ・ハヅキ』の願望なのか」
どちらにしろ俺の目的に変わりはない
………そう、変わらない
「………ふっ、ヒデー顔」
鏡を覗き込み呟いた
……そろそろ出るかな
ザバン
カラカラ
扉を閉めた
―――風呂場
『……………………ソりゃそウだ。オマエのコこロを映シ出しタんだからナ!』
―――自室
「……」
眠い
けれど、少しだけ寝るのを躊躇う
「………から…だは……しょうじ……きだ」
………………
―――――
―――
――
……ここは
『久しぶりだな、ゼレカ』
「マムート。まさかお前が…」
『言いたいことは分かってる。だが、あれはお前が勝手に見た夢だ』
「……そうか」
『今のお前の目的はなんだ』
「エレスを、この世界を守ることだ」
『やはり、変わらないな。あの魔王の為ならなんでもする、か』
「当然だ」
『……なら。昔の…葉月零花の目的は?』
「……」
その問い掛けに、俺は少し戸惑った
『どうした?忘れたか』
「……俺を、俺の友人を、俺の大切な人を殺した『大天使』を抹殺することだ」
『……願いや目的なんて、良くも悪くも変わらないんだな』
「そのために転生したんだからな」
『今の自分の選択に後悔はないな?』
「ああ!」
『オーケー。それが聞ければ十分だ』
「ふん、何を今更」
『そうだったな』
「当たり前だ」
『……ゼレカ、自分に負けるなよ』
「……?」
『いや、なんでもない』
「変な神だぜ」
『おう、それと名前で呼ぼうな』
「へいへい。じゃあ起きるな」
ふゅん
『なんダよ、忠告のツモりか?』
『………』
『忘レたノか?オレがダレかって』
『……追い詰めてどうするつもりだ』
『決まってンだろーよ。オレが身体をシハイするたメだ!!』
『………』
そんな会話があったなんて、俺は知る由も無かった
デ「デンデロデンデロー」
ゼ「とうとう頭がいかれたか」
デ「おいゼレカ。聞いて驚け、喜べ。なんと!PV32000、ユニーク5000突破だぜ!」
ゼ「!もうそんなにか」
デ「昨日解析したらそうだったぜ☆」
ゼ「そいつはめでたいな」
デ「これもこんな駄文を読んで下さっている皆様のおかげです」
ゼ「これからも日々書かせますので」
ゼ・デ『よろしくお願いしまーす!』
デ「ってなわけで記念番外編を書こうと思うのですが、今週体育祭なので来週ぐらいにupする予定です」
ゼ「番外編……まさか!」
デ「女体化、幼児化なんでもこいですね」
ゼ「早まるなディン」
デ「まぁどうするかは気分次第ですので。人物紹介とか、能力説明とかにするかもだからね」
ゼ「俺はそっちを祈ってるぜ」
デ「読んで下さっている皆様方、本当にありがとうございます。これからの励みになります」