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報告&自己紹介

やぁー、一気に内容が思い付いたので一気に書きます。

「はぁ……はぁ……はぁ……」


今俺は全力で走ってる


「はぁ……たっく、何で空撃部隊舎がこんなに遠いんだよ!」


玉座の間から隊舎まで遠いったらありゃしない


「だぁー、っと!」


ガチャ ドンッ!


「セーフ!じゃないよな?」


「ゼレカ!遅い!」


「いや、悪い忘れてた」


「忘れてた?だから集合十分前には来てろって言ったでしょ!」


「そんな怒るなって、メフィスト」


「……それにしたって遅かっぞ、隊長」


「おう、ベルゼブ。待たせたな」


「……全く、あんたはいつもそうだ」


「そういうなって……って、アスタノトは?」


『………』


「?」


「ドーーン!!」


「グヘッ!」


「全く、遅いですよゼレカさん」


「……アスタノト、何で上からおちてきた?」


「細かい事は気にしちゃいけないんですよー」


「とりあえず降りろ」


「このままでもいいんじゃないんですか?」


「このままじゃ、なんも出来ないだろ」


「ちぇー」


「ふぅ、皆………あれ?いつも一番早く来てる筈の奴がいないな」


「え?」


「そういえばいないですね」


「………俺の後ろのソファーを見てみな」


ヒョイ


「アラクネ、ゼレカ来たよ」


「すう、すう」


「ア〜ラ〜ク〜ネ」


「すう、すう」


「……起きないと思うぞ」

「アラクネさん、三十分遅れの定例会はじめますよ」

「ぐっ」


アスタノトめ、何気に痛い一言を


「………アラクネ、隊長が三十分遅れで来たぞ」


「はぅ」


ベルゼブ、便乗するな


「アラクネ、早く起きないと一時間遅れになるよ」


「ぐはっ」


メフィスト……


「真に申し訳ございませんでした」


「すう、すう」


「……起きないな」


「しゃーあない、ゼレカが起こしてあげて。もちろんいつもみたいに」


「マジでー」


「遅れたんですから、そのぐらいはアラクネさんにしないと」


「……隊長」


「くっ、分かったよ!やればいいんだな、やれば!」

『うんうん』


「……」


俺はアラクネが寝ているソファーに近づく


そしてアラクネの耳元で


「アラクネ。いつまで寝てるんだ?俺が来たのに」

そう呟いた、瞬間


「うん………ゼレカ?来てたの?」


…………目覚めるの早くないですか?


「やっぱりゼレカね」


「流石ですゼレカさん」


「………タラシ」


「今聞き捨てならない言葉が聞こえた気がしたんだが?」


「ふぁー、定例会始めるの?」


「……まぁ今はいいか。じゃあ皆揃ったことだし、定例会始めるか」


それぞれ自分の席に着く


俺はボードの前


メフィストはアスタノトの隣で扉の前


アスタノトはベルゼブの正面で棚の前


ベルゼブはアラクネの隣でソファーの前


アラクネはメフィストの正面でベッドの前


がそれぞれのといってもソファー


「いやぁー、黒い扉に緑と黄色のソファーなんていかにもって感じだな」


「何言ってるのゼレカ?」

「久しぶりに来たからな」

「久しぶりって言っても四日前に私に会いに来たよね?」


「おい、アラクネ。それはお前の夢だ」


「そうだっけ?いや、でも………」


「アラクネが自分の世界に入ったけど話しを始めるか」


「………話し、か」


「いつもと何にも変わりませんね」


「『定例会』だから変わらなくてもいいだろ」


「んー、おかしいな。ゼレカが私に…」


「アラクネ、そろそろ話しに参加しような」

「?まぁいいわ、今私の目の前にいるんだもん♪」

「はぁ……全く、アラクネといいクレアといい、どうしてこう『妄想癖』が強いんだろうな」


「それはそうとして、何すんの?」


「ああ、んー……じゃあ最近何してた?」


「私は自分の魔界に行ったりしてたわ」


「私はお昼寝してました〜」


「……俺はギルドの仕事をやってた」


………一応言っておくが、皆『魔王』だ


「自分の魔界……メフィストは別として、の仕事しろよ」


「レイレイに任せてあるから大丈夫〜」


「……同じく」


「全く、兄妹揃って怠けやがって」


「ベルお兄ちゃんが敵さん全滅させてたから平気だよ〜」


「……ふっ、若気の至りだ」


「はいはいそうだったな」

「ゼレカ、私は人助けしてた」


「人助け?ちなみにどんなことを?」


「下界に行って悪さしてる雑魚悪魔を倒してた」


「へぇー、珍しいな」


「ゼレカが、『悪さしてる奴らは暇だったら倒しておいて』って言ったから」


……雑魚って、アラクネに頼んだのは魔人じゃなかったか?


「ああー、そんなことも言ってたな」


「ところであんたは何してたの?」


「俺は……いろいろやってたな」


「いろいろ〜って?」


「勇者全滅させたり、洗脳魔物を浄化させたり、ナブラートまで行ったり大変だったぜ」


「流石ゼレカさん」


「あっ……そうだ。契約したから紹介しとくな」


「……契約までしたのか」

「ナブラートの時にな、『契約者の…』」


「詠唱しなくても喚べるよね?」


「…………できるけど、できるけどさー」


「どうしたの、ゼレカ?」

「………なんでもない。いでよ、アルフォート!」


「………さっきから居たぞ、主」


……忘れてた


まだ還してなかったんだ


「へぇー」


「わぁー!」


「……」


「銀色の魔獣」


「こいつが俺が契約した契約魔獣のアルフォート」


「お見知りおきを」


「皆、とりあえず自己紹介してやってくれ」


「私はメフィスト。魔界『ゲノムルーツ』の魔王よ。ゼレカに助けてもらってから、ここにいるの」


うんうん、必要なこと全部言ってくれたな


「私はアスタノト。『リリードネメス』の魔王姫。よろしくね〜」


「……ベルゼブだ。別に覚えなくてもいい」


おい、兄貴!アスタノトはちゃんと自己紹介したのに、なんでお前は手短かだ!


「ベル兄ちゃんはメフィストと付き合ってるんだよ」

「!……アスタノト、それは言わなくてもいい」


「あら、別に隠す事も無いでしょ?」


「メフィスト……少しは恥じらいをだな……」


はっはっは、ざまぁ!


「私はアラクネ。人間と魔王のハーフよ。一応は『ケルムノイド』の魔王だけど……ゼレカについてきたの♪」


「基本、俺がどうこう言ってるけど、俺じゃなくても大丈夫だからな」


「でもー、今はゼレカがいいの」


「『今は』、な。俺はエレスに仕えてる『魔王の騎士』なんだから付き合ったりなんなりできないぞ?」


「大丈夫♪それまでにどうにかするから」


「どうにかって…」



「……だから、お前は…」

「ベルゼブ、意識しすぎ」

「メフィスト、もっと言ってやれ〜♪」


ガヤガヤ、ガヤガヤ



「……要するに、騒がしい部隊と言うことなんだな。主よ?」

(会議中)


エ「じゃあ今から会議をはじめる!」


ソ「では今回はフールエさんの意見を考査しようと思いますので、フールエさんどうぞ」


フ「はっはい!えーっと、最近の報告のかにん、じゃなくって確認ですが今のところ表だった異常報告はありませんので、大丈夫だとおもっ思います!」


エ「かみかみだねフールエ」


フ「すっすみません」


ソ「確かに、報告としては何かあったという報告はありませんね。それでは…」

エ「会議おわり〜。みんなできゅうけいしよう」


『はいっ!』


ソ「本日も平和な会議ですね」

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