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物忘れの日

まだ中間テスト中です。

「はははっ、ちょっ、くすぐったいって!」


ゴロゴロ


「はははっ、ははは、そんなじゃれるなよ」


ゴロゴロ


「……主よ。何故このような事をしているのだ?」


「………うん、俺も何してんだか分からない」


アルフォートを召喚してじゃれてた


「何となくアルフォートを召喚してみようと思って」

「それは構わないが、急ぎの用事では無いのだな?」

「ああ、何となく喚んだだけ」


「ならゆっくりすればいいのではないか?」


「……それもそうだな。じゃあエレスのとこに行こうかな」


「確か『主の主』、だな」

「うん、お前から見たらそうだな」


アルフォートの表現が面白かった


……堅苦しい喋り方なのに、天然なのか何なのかギャグセンスがあるな


そんなこと考えてるとアルフォートがいないことに気付いた


「アルフォート?」


「呼んだか、主」


「ああー、上か」


歩いてたから後ろにいると思ってたんだけどな


「後ろにいると思ったから呼んだだけだ」


「そうか」


カツカツ


玉座の間……じゃなく、エレスとソルの部屋に着た


コn……


「ゼレカ〜!」


「おっと」


ノックする前に扉が空いた

「俺だと分かったのは?」

「わかるよ〜、ゼレカだもん」


「………」


「あっ」


「ん?ああ、こいつは俺が契約した契約魔獣のアルフォート」


「初めて御目にかかる、主の主よ。我の名はアルフォート、以後御見知りおきを」


「私はエレスナーグ。よろしく〜」


「そういえばエレスにはまだ会わせて無かったね」


「私にはって、ソルにはあわせたの?」


「報告がてら紹介したからな」


「…………ソルの反応どうだった?」


「?別に普通だったけど」

「ソルってああ見えてかわいいもの好きだから……」

「ふむ、それでソルーティア殿が我に触ろとしてたのか」


「そうだった?」


「うむ」


「………全く気付かなかった」

「ねぇゼレカ、空撃隊の皆がさがしてたよ」


「……そういえばそうだった気が………」


「だから先程『急ぎの用事は』と聞いたのだ」


「おいー!アルフォート!わかってたんなら言えよ!」


「ふふふ、主の記憶力を試したのだ」


「いや、それは言えよ!じゃあエレス、会議が終わったらな」


「……会議?ああっ!そうだ、城の会議忘れてた!」

「人のこと言え無いけど、忘れるなよ」


「じっ、じゃあ後でね!」

「ああ!」


空撃隊の隊舎に(急いで)行く

デ「嫌ーー!!!」


ゼ「どうした?突然」


デ「予約注文したら、日にちが『6月6日』で金額が『6666円』だったんだよ!」

ゼ「わぉー、不吉」


デ「しかも今日はよく物落とすし、シャー芯折りまくるし、傘折れるし散々だぜ!」


ゼ「……お疲れです」


デ「リアルでこういう事があるとまいるねー」


ゼ「はははっ!日頃の行いだろ」


デ「やだなぁー」

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