表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/136

Sな彼女とNな俺

S……サディストの略

M……マゾヒストの略

N……ノーマルの略


だから何だってことですよね……

やぁ、俺は今とんでもない状況にあるんだぜ


どんな状況かって?


自室のベッドで横になって、エレスが俺の上に座ってるって感じだ


えっ?


…………おいおいアルフォート。きじょーいなんて言うんじゃないないよ


考えないようにしてたんだから


そもそも何でこんな状況になったかっていうと………


―――ついさっき



「ゼレカ、弄られて」


「わぉ、大胆発言」


「最近弄られてくれてないじゃん」


「確かにな。こっちに来た当初は………毎日弄られてたな」


「でも最近は、逆に私が意地悪されてる〜」


「はははっ、いやだなぁ。意地悪なんてしてないよー」


「だから、ねっ?」


「まあ、そのうちな」


「………『我が身に刻まれし魔王の力。我が呼びかけに応え、その力解放せよ。』魔王化!」


ヒュン!!


「………えっ?」


「はい、捕獲完了」


「捕まっちゃたー」


「何処がいい?」


「自室」


「……まるっきり抵抗しないね」


「もうこうなったら抜け出すのは俺でも至難の技だからね」


てくてく


ガチャ


ぽすん


ドサッ



――今


ってわけだ


「久しぶりにゼレカを弄れる〜」


「久しぶりの光景だな」


「ゼレカ、どんな気分?」

「なんか微妙に動悸がしてる」


あれ?俺ってM?


クチュ


エレスが口を重ねてきた


もちろん抵抗はできない、というよりしない


ひっしになっているエレスの顔を見てるのが好きだから


「クチュ……ハァッ…ジュル……ん!?」


舌を入れた


抵抗………ではないけど、彼女の仕草をみてたら無意識にしてた」


「ヒュル……ジュル……クチャ……」


「ハッ……ひゃっ……んん!!」


………やばい、歯止めがきかなくなってる


そして徐に拘束を解いて、エレスと俺の位置を変えた

「ひゃあ!!」


「ごめんエレス。そろそろ限界かも」


「……む〜。やっぱりこうなった」


「はははっ。俺、Sなのかな?」


Mだと思ってたけど


「むにゅ〜、それだと私とおなじ」


「多分大丈夫。自分ではNだと自負してるから」


「私のこんな姿見て楽しんでるのにふつうなわけないでしょ!」


「さあエレス、楽にして」

「///きっ、気持ち良くしてよ」


『自主規制』に発展中〜

デ「最初に補足、今回の話は前回の話の次の日です」

エ「最初はうまくいくとおもったのに〜」


デ「『魔王化』までしたのに残念でしたね」


エ「ディンさん!どうにかしてゼレカをいため……コホン、いじめられませんか?」


デ「押し倒すとこまでは良かったけど、そのあとがなぁ………よし、なら力を抑える薬品でも作るか」


エ「ホントですか!ぜひお願いします!」


デ「おまかせ下さい」


エ「ふふっ、これでゼレカを……ふふふ」




―――ゼレカの部屋

ゾワッ


ゼ「なっ何だ!?今の!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ