鏡の本音
………ああ。シリアス&ダークになりました。
久々の真面目ルートです。
「………」
風呂から戻って自分の部屋のベッドに身体を投げ出した。
流石に寝る時はアルフォート……銀の腕輪は外してる
腕に付けてるのに肌には触れず、宙に浮いてるが寝ずらい
「………」
そんなことを……考えて……意識が…落ちた
――――
―――
――
―
『……せ』
?
『コ…せ』
……
『壊せ!!』
……
『全てをマモリタイんダロ?ならカんたンなはなシだ』
………
『スベテ壊せばイイ』
…………
『オマエは弱い!!ソンなんでダれかヲ守れルと思ってンのか!!』
……おい
『キニイラネェ奴、ムカつく奴、ハムカウ奴らそのスベテを無に帰すまでヤツザキにしロ!!できねぇナラ俺にやらせろ!』
………ちっ、おい!!お前が誰だか知らねぇが、俺のやり方に口だしてんじゃねぇ!!
『はっ、ようヤくこたえタか。オマエが何と言おうガ、いつかは壊れるサダメなんだよ!!』
……うるせえ!!俺の道は俺が決める!誰にも邪魔させねえ!!
『……クククっ、ハハハ、ハっハーハはハ!!!!良くリカイしてんじゃねぇか。その通りだ!!……だから俺が何シテも大丈夫ダロ!!!?』
……何言ってやがる?
『その内会エるカもしれないナ!それまでオアズケだ!!』
――――
―――
…………今のは?
『おう、やっと来たか』
「………マムート」
『何してたんだ?』
「いや、俺にも分からない」
………ホントにな
『……まぁいいか。それより、お前を呼んだのは《あれ》ができたからだ』
……《あれ》?
『いいからいいから、とりあえず目つぶれ。あっ、右目だけでいいぞ』
「……わかったよ。……これでいいか?」
『えいっ☆』
!?
「ぐあぁぁぁ゛ああー!!!?」
なっ何だ!?目がえぐり出された、痛み!
「…はぁ……はぁ……」
少しは、治まった、か?
『《夢幻の眼》。いれといたからな』
「はぁ……はぁ…、それなら……こんな…痛みがあるって……先に言えよ」
『てへっ☆そこはお前が聞かなかったから』
……自称神め
『自称じゃなくて、本物の神だぜ』
どっちでも同じだ
「……でも、ありがとな」
『………気にするな』
…………
「もう用事ないだろ。なければ目覚めるけど」
『使い方は……分かるよな。おう、もういいぞ』
「じゃあな」
フュン
『………おいゼレカ。あんまり自分を追い込むな』
『………………キヒっ』
零「はぁーい、零花です!皆さん、楽しんでくださいね!零花との、お約束ですぅ〜」
デ「………」
エ「ワハァ〜///」
デ「………ギャップの差がありすぎる。さっきの今だもんなー」
零「うるせぇ!!これやんなきゃ更に《幼児化》だって言ったのはお前だろ!」
デ「いやー、さっきまで『スプラッタな死を望むか?』なんて言って、槍と刀持って追いかけられた後だもんな」
零「なんなら今からでも再開してやろうか?」
デ「丁重にお断りします」
エ「……」
零「どうした?エレス」
エ「零花ちゃんが……私にそんなことされてるなんて」
デ「ありゃ、完全に自分の世界に入ってる」
零「……命の危険を感じる気がする」
エ「………あれ?私に弄られてた零花ちゃんは?」
デ「こちらに」
エ「なんだ、そこにいたの」
零「エレスに忠誠を誓ったのは《ゼレカ》であって《零花》じゃないから、逃げろーー!」
エ「私から逃げきられると思っているの?」
零「くそっ、何時になったら元に戻るんだ!?」