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休息後の仕事

今日某雑誌を買ったら、とても僕好みの漫画が二つあったので、「たまには買ってみるもんだなー」と思いました。

城に帰って来た俺達は玉座の間にいる。


「おかえりーエレス!怪我しなかった?」


「ただいま〜ソル」


……おかしいな。俺はそこまで信頼されて無いのか?

「お風呂に行きましょう」

「うん!」


考えてる内に会話が凄いとこまですすんだな。


「あっそうだ、ゼレカ。机の上の報告書よんでおいてね〜」


……今のエレスみたいな口調は疑いたくなるかもしれないが、間違いなくソルである。


エレスと話してる時に誰かと話すと、そのままの口調で話すからな。


「はいよ」


「じゃ、行きましょう」


二人はこの城にもともとあった風呂ではなく、俺が創った露天風呂に行った。


「……確認しとくか」


そういって、机の報告書に目をやる。


「なになに……『ナブラート村の影』か……」


概要はこうだ……ナブラート村で、度々おきる事件の元凶を退治してほしい。


ナブラート村はここ、『ニブル城』から徒歩で三日、飛んで一日の場所だ。


「……『テレポート』で行くか」


テレポートは『次元属性』の空間を使った魔法だ。普通に習得しようとすればただの悪魔が三十年間修業して覚える魔法だ。


「さてと……場所を固定して」


そして俺は跳んだ。


―――ナブラート村

「よっと」


ナブラート村に着いたが、別に変わったところは無い。


「おい。誰かいないか」


「……どなたですかな?」

「俺は城からの使い魔だ」……一応身分は隠しておく

前にゼレカと名乗って切り掛かられたから、その用心というわけだ。


「おお、よく来て下さいました。失礼ですが、あなたの所属は?」


「衛生部隊第二所属アルト・シャートです」


……全て嘘☆


「衛生部隊の方でしたか。それならよかった……」


「怪我人ですか?」


「いえ……それなら『喰らいやすい』からな!」

「……『魔喰』か」


「なに!!」


「そうか……ナブラートの陰ってのはお前達か」


「くっ…何者だ!」


「ただのしがない『衛生兵』だよ」

「くそぉ!」


「『秘剣・十刃のクロスブレード』」



……さてと、まだ生き残りがいないか調べるか。


まだ気付かれてないみたいだし。


「おい、城からの使いで来た者だが……」


「グア!」

「ギェ!」


そういうと五匹の魔喰が出てきた。


「……面倒だな」


武器を『創造』してまっている。


「『電撃のショックロート』」


向かってきた奴に槍を向けている。

ただそれだけでいい。


「ギェェ」


向けるだけで槍が勝手に放電してくれる。


俺は黒焦げの『何か』に槍をむけて、


「お前達、こうなりたくなければ目的を言え」


「ぐをおー!」


……どうやら言葉が通じないみたいだ。


「『無双乱舞』派手に消し飛べ」


目の前の奴らを消し飛ばした。



………


「いない!!だれも!」


わざと大声で言った。


「てぁー!」


誰かが斬りかかってきた。

「覚悟しろ、魔喰!」


「生き残りか?」


「そうだ。だったらなんだ?」


「背後注意」


「え?」


俺はそいつの後ろを指す。


「ぐをお!」


「しまっ…」


「『雷のライトニング』」


「ギェェ」


「うん。反応速度、気配察知、筋も悪くない」


「あんたは……」


「俺はゼレカ。城の使いだ」


「城の奴か……ならよかった」


「お前の他に生存者は?」

「……おれの知り合いが……一人」

「そいつだけか?」


「ああ」「だったらそいつ連れてこの村から出るぞ」


「……助けられるよな?」

「どうした、突然」


「いや……なんでもない。場所は愚者の祭壇だ」


「ああ、あの地下の」



――愚者の祭壇


「……シェイド?」


「マリーナ!」


「よかった……無事だったんだ……そっちの人は?」

「ただの城の使いだ。…それより、何があったか教えてくれないか?」


「そうだったな。俺はシェイド、こっちはマリーナ」

「……よろしく」


「どうも♪」


「それで……村の奴が突然魔喰になっちまったんだ。俺はマリーナを連れて逃げようとしたんだが、何分あいつらの数の多さと強さがな……、それでこの祭壇に隠れたってことだ」


「……ちがう…よ。突然じゃ……なくて、少しずつ…入れ…代わってた」


「無理に喋るな」


「……ごめん」


「………マリーナ、少し手をかしてくれないか?」


「……はい」


「……」


やっぱり、徐々に魔力が吸われてってる。


このままじゃまずいな…。

「……」


「おい、ゼレカ!何してんだ」


「早くこっから出るぞ。このままだったらこの娘は死ぬ」


「!!なにいって…」


「祭壇に魔力を吸われてってる。ここに長くいたから、もう魔力が枯れけてる」

「そっ…そんな!」


「落ち着け。まだ間に合う」


「……何か…来る」


「!」


「ああ、漸く出やがった。シェイド、マリーナ連れてこっから逃げろ」


「分かった。あんたは?」

「俺はこいつ倒したら行く……と言いたいが、この大きさは……」


ゴゴゴ、ゴゴゴ


「なんだ!?地震?」


「シェイド!マリーナ連れて俺に捕まれ!」


「分かった」


「『テレポート』」



―――ナブラート村上空


「見てみろ」


「!あれは……」


「あの村全てが魔喰だったんだ」


「そうだったのか」


「………」


こいつ……


「シェイド。降りたら少し遠くまで逃げろ」


シェイドを地上に降ろした

「下から見るとさらにでけぇな……」


「ぐもももー!!!」


「勝てっかな?」


俺は嬉々として武器を創造した。

デ「(読書中)」


ゼ「静かだと思ったら雑誌読んでたのか」


デ「もう三回目だけどな」

ゼ「はぇーよ。もらったのってさっきじゃねぇか」


デ「……久しぶりに読んだら新しいのが増えてた」


ゼ「お前は単行本派だからな。たまにしか本誌買ってないから、新しい漫画だって増えてるだろ」


デ「その新しい漫画で二つ程俺好みのがあった。……早く単行本発売されないかなー♪」


ゼ「さっきまで『今日の後書きは補足でもしようかな♪』って言ってたくせに」

デ「あっそうだ。そういえば今回つかった技の紹介しないと」


ゼ「……忘れてたのかよ」デ「(読書中)」


ゼ「馬鹿が逃避して読書してるみたいだから、また次回会おう」




デ「言い忘れたけど、本編と後書きを少し変えましたので」

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