仕事報告
たまには、パソコンで書いてみようかと思う今日この頃です。
今、玉座の間にきている。
俺が着替えるから部屋の外にだしていたエレスが魔王の力で部屋をぶち破ったり、「着替えが終わった」と言ったら「じゃあまた脱いで♪」とか言われたりしたが、まぁなんとか玉座の間に着いた。
……つくづくエレスはおすのが好きだって思った。
っと、そんなことより
「やっと来てくれましたかゼレカさん」
「ああ悪い悪い。いろいろとあったからな」
「それより…」
「昨日の報告だろ?」
「…話が早く助かります。では、昨日葬ったのは?」
「セイントペガサス 一匹
下界に毒された魔物 三千匹
勇者と思わしき人間 三人
……だな」
「ペガサスの方は昨夜の内に毒しましたし、人間は消滅を確認しましたが…」
「魔物は全て『浄化』した」
「そうですか……。わかりました」
「ああ、後、人間から採取した『血液』を一瓶」
「…………。それで、どうするので?」
「……ぷっ!ハハハハハハっ!ソっ、ソル!今の瞳の動き方!ハハハっ!!」
「こほん///ゼレカさん、笑いすぎですよ」
「ハハハっ、わっ、わるい。……ごほっ……。ふぅ、落ち着いた。ああ。好きにしていいよ」
「そうですか。では、私が飲ませて頂きましょう」
「じゃあ報告はこのぐらいで大丈夫か?」
「大丈夫ですよ………」
ん?今の間が気になるけど、
「なら………っほっと」
そういって、異空間から瓶を取り出した。
「では……」
「仕事。今日無かったよな?」
「ありませんよ」
「なら、久々にエレス連れて城下街にでも行くかな」
「それでは、エレスに『何かあったら、直ぐに私をよんでね』とお伝え下さい」
………相変わらずエレスに対しては言葉遣いが違うな
「伝えとくさ」
「……それと、ゼレカさんもお気をつけて……」
「……ああ」
今、一瞬ソルの表情が変わった気がした。
そして玉座の間を後にした
――玉座の間
「……たまには貴方の血を飲ませてくれてもいいじゃない」
ゼ「海に行きたい」
デ「………どうした?突然」
ゼ「なんか無性に海に行きたいんだ」
デ「失恋?」
ゼ「今日もエレスといろいろしてた」
デ「嫉妬?」
ゼ「ソルには微笑まれた」
デ「ストレス?」
ゼ「髪質も変わってない」
デ「んー……。何だろ?」
ゼ「……山の頂上でもいいかも」
デ「山!?」
ゼ「何だろ」
デ「あー、なんとなく分かる気がする」
ゼ「分かったか?」
デ「………熱い!」
ゼ「……あー……」
デ「今日はいつもの調子がでないな」
ゼ「そうだな」
デ「それにしても……」
ゼ・デ『熱いー』