「頂き女子」だった私が結婚を選んだ理由
「頂き女子」という造語が近年できた。
私が広い意味で認識している「頂き女子」とは、
「金銭を大人達から個人的に援助してもらう女性」のことだ。
私も夫と結婚する前までは、いわゆる「頂き女子」だったと思っている。
ただし、頂き女子の中でも、手法が悪質で逮捕に至る女性もいれば、
トラブルに発展しないまま関係を終える女性もいる。
私自身の認識では、私は後者だった。
逮捕される悪質な頂き女子は、
社会や家庭から孤立している寂しいおじさんに嘘をつき、
お金を貸してもらうという手法だったらしい。
私の場合は、水商売で出会った男性に対して、
「お金を頂戴」とはっきり言った上で、
双方が納得した形で援助をしてもらっていた。
しかし、その生活は次第に「割に合わない」と感じるようになった。
歳を取れば取るほど、女性としての性的な需要は減る。
そうなれば、頂き女子として生活を続けるのは難しくなる。
一方で、昼の仕事では、
私は物覚えが悪く、要領もよくない。
社会に迷惑をかけてしまうのが嫌だった。
考えれば考えるほど、
一番割に合うのは、経済的に余裕があり、
なおかつ優しい男性と結婚することだと思うようになった。
そして偶然が重なり、夫と出会えたことを、
私は本当に幸運だったと思っている。
私の何かが特別にすごかったわけではない。
あえて言うならば、
私がただ単に惚れっぽかっただけなのだと思っている。




