ビビイ(仮名)への依存
今日は、ビビイ(仮名)の配信を観るのをやめて四日経った。
とりあえず、この四日間を乗り越えられている自分、おめでとう。
今日は、ビビイの配信に依存していた頃の自分の心理状態を、整理してみようと思う。
整理することで、少しでもビビイへの依存から楽になれる気がするから。
ビビイの配信をやめようとしたのは、この四年間で、もう二十回以上になる。
チャンネル登録と解除を、何度も繰り返してきた。
夜十時半頃。
そろそろビビイが配信を始める時間だ。
この時間帯になると、私はソワソワし始める。
今日はどんな服を着ているのかな。
どんな機嫌なのかな。
検索欄に「ビビイ」と打ち込み、チャンネルを表示する。
まだ配信が始まっていないと、数分おきにページを更新する。
配信中を示す赤い表示が出ると、ホッとする。
今日もビビイが無事に生きていて良かった。
とりあえず、生存確認ができたことで、心がほどける。
同時に、私が買ってあげた服を今日も着ている姿を見て、
私は高揚感に包まれる。
ビビイとデートした思い出がよみがえり、
私の脳みそは、甘く溶けていく。
トロトロに溶けた脳みそでは、もう衝動を抑えられない。
「こんばんは!」というコメントと一緒に、スパチャを送る。
ビビイがハイテンションで感謝の言葉を投げる。
ああ……なんて至高のひとときなんだろう。
「ナイスパ!」という視聴者のコメントに、
私の孤独は一気に消え去る。




