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スノウドロップの恋わずらい~没落令嬢、メイドとして生きていくことにしたのに、辺境伯の様子がどうもおかしいです~

作者:久生夕貴
17才のガーネット=フルーベルは、王国内で権威を振るうフルーベル侯爵の一人娘。
しかし父親の失脚により、フルーベル家は爵位剝奪、一家離散となってしまう。

屋敷を追われ、盗賊に襲われたガーネットを拾ったのは、氷の辺境伯と呼ばれるリヒト=ヘルバルト。
行き場をなくした没落令嬢に、彼は二つの選択を示した。

「君が選べる道は二つ。使用人としてこの屋敷に仕えるか、今すぐここから出ていくか」

きっとこれは権力をふりかざしていたフルーベル家への復讐なのだろう。
そう判断したガーネットは周囲の予測に反し、使用人を受け入れ働き始める。
リヒトは冷たく目すらも合わせてくれないが、聡明で謙虚な彼女は、瞬く間にヘルバルト家に馴染んでいった。

リヒトにとっては誤算だった。
生粋の令嬢が使用人など務まるはずがなく、すぐに出ていくだろうと高をくくっていたからだ。
次第にガーネットのことを放っておけない自分をもて余すようになる。

ある日、ガーネットはリヒトに、庭園の手入れをやらせてほしいと頼む。
まだ見たことのない、雪の中に咲く花を植えてみたいのだという。
許可をもらい張り切る彼女に、リヒトはやむを得ない事情から、舞踏会への同伴を依頼する。
この一件が、二人の関係を大きく動かし始め――
次第に過保護になっていくリヒトに、困惑するガーネット。

「危ないから高い所に登るな」
「なぜですか。私は使用人なのですよ?」

■■

最初は塩対応だったヒーローが、うっかり主人公に惚れてしまい、無自覚溺愛してくるお話です。

2024.7 番外編とエピソード7’を追加 ※長編化も可能です
1.没落の日
2023/07/29 10:13
2.二つの選択肢
2023/07/29 10:14
3.辺境伯の誤算
2023/07/29 10:14
4.初めての会話
2023/07/30 12:45
5.役に立てること
2023/07/31 17:30
6.仮面舞踏会
2023/08/01 12:10
7.黒豹の男
2023/08/02 12:06
7’.嬉しいということ
2024/07/27 08:29
8.冬のきざし
2023/08/02 19:57
9.困惑の果てに
2023/08/03 19:27
10.消えない傷
2023/08/04 18:13
11.きっかけ
2023/08/05 17:45
12.思い出の花
2023/08/06 12:26
13.初雪
2023/08/07 17:12
14.蜘蛛の糸
2023/08/08 19:57
15.屈しなかった想い
2023/08/09 17:18
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