桜なんて散って欲しい詩
桜が散るのを願いながら読んでください。
散った桜がどこに行くかなんて誰も知らない。だから僕らの価値観は死んでいる
アレノ咲クノハ3日程度ダヨってつまらなそうに言っていた君だって、恐らくきっと、かつては花弁が桃色だったに違いない。
たった一過性の人生を見て
水面に揺れた後消えるもの
僕にとって、君はそういう、そういう花だった。
そうだ、そう考えてしまったら
何を思ったって無個性なんだ。
人間なんて、生きていないのに、
ぼくもぼくとて像はないのに。
だから、日々散っている
この人生、
かつてない寂しさと、儚さと、倦怠さ、美しさ、こんなものきっと、
君にはわからないだろう
君にもわからないだろう
濡れた花弁が半透明になるのだから
君の心も見え透いている
さぁ、
生ぬるい午前二時も鳥の声も期待感も
全部早く散ってください
春の淡い期待なんて、すべて捨ててしまってください
それらは全て、3日の恋です。
3日で散る、この世界の理です。
こんにちは、コーノです。
鼻詰まりがひどいです。鼻水に殺されます。
