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003 

私の前世の話をしようかな・・


私の前世は 家族・・てゆうか親に恵まれてない。

恵まれてるようで恵まれてない・・ この一言かな。

親は仕事一筋で、家にはいない。

入学式 卒業式 参観日 運動会 三者面談・・色んな行事に親がくることは一切なかった。

その代わりといちゃなんだが家政婦さんが気にかけてよく来てくれた。


父と母に見せる為に、写真をとりビデオカメラを回し、

先生も 私の親がこないのがわかってるのか家政婦さんにだけは あまり何も言わなかった。

その撮った写真が私の親に行ったかはわからないが・・


そんな親の姿と今世の親の姿をみると、めちゃ違和感がある。

ていゆうか違和感ありすぎて、びっくりする。

兄妹はいなかったから、兄に対しての態度もわからないけど,

この夫婦は子供がいる前でも、

(私が赤ちゃんだからきにしてないのかもしれないが・・いや兄も目の前にいるが、)

いちゃいちゃしてる。


もうまるでそこに誰もいないかのように二人の空間をつくる。


これが夫婦の本来の姿なのだろうか・・


否、違うこれは バッカプルの空気だ。


もうよそでやって・・私今一応赤ちゃんだが、精神は成人した女性ですよ・・。

いちゃいちゃは他でやって~

私を抱っこしたまま 夫婦でイチャイチャ雰囲気。


『父様、母様、アンジュ、おなかがすいたんじゃないでしょうか?すごい顔しますよ』


『あら、少し待っててねアンジュ。』


父から私を受け取り すーと横にきたメイドが哺乳瓶を母に渡した。


あーだーーー(いつのまに。。忍者か‼)


『はい アンジュ、ミルクですよ~』


哺乳瓶なんてなんという羞恥ブレイだ・・ でもおいしい・・


なんだかんだ言って、飲み終えたら げっぷさせられた。と思ったら突然睡魔に襲われた・・。


すーーー


寝息が聞こえたのか私をベットに寝かせて、タオルをかけ、小さな声で

『寝てしましたわ。さぁ起こしたらいけないから 行きましょうね』

と兄と父を連れて行った。


もちろん私一人にさせるわけではなく 年配のちょと太目のメイドそばに来てくれてた。

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