015 人を呪えば○○だが、ドラゴンのお返しは5倍返しでした。
あれ?投稿したのに投稿されてない?
授業は1時間 この屈辱に耐えれるかしら。
詠唱の練習をしなさいと 先生から言われてクラスは詠唱の練習をしだした
私はとりあえず、周りをみて、ふとアシュレイに目をやった。
アシュレイがあの本当のアシュレイなのか、まだわからない。
だってあのメガネの下をみてないから、そして竜人族特有の尻尾と角と翼もみてない・・
まぁゲームでは表示されなかったから、魔法か何かで消してる可能性もあるが・・。
ゲームの内容を思い出してみよう。
アシュレイはゲームではヒロインの先輩で討伐などで班が違ったが二人っきりになるとフォローをよくしてくれる先輩だった。
アシュレイ用の確定ルート?になると ヒロイン班の全員が倒れ回復系ヒロインのピンチの時にでてくる。
それは圧倒的に敵を倒すので あの子がよく
『こんなに強いならはじめっからPTにいれてくれれば・・・楽だったのに』
と言ってたな。
つまりアシュレイは魔法も剣技もすごい強い。
私は少し悪いことを考えた。
まずポケットから私の my杖を腕組で隠しながらもつ
アシュレイにわからないようにシールドをはり
先輩方が魔法を唱えて出してる魔法にちょいっと悪戯をしてアシュレイのほうに飛ぶようにした。
シールドがあるから危険はない。あの氷の塊に対して彼はどうでるかを試したのだ。
もちろんアシュレイは何もない顔で誰にも気づかれず私より大きなシールドで吹き飛ばした。かなりの頭上だから氷がでたが失敗したんだなとまわりには思わせてた。
は?
あれ絶対アシュレイだよね・・・私より魔力もあるし、先生がしたように見えなかった。
だって誰も気づいてないんだもん。
私はある意味確証をえたが、それが失敗だった。
『ゆるすまじ アシュレイめ』
私は誰もいないことを確認して森の樹にいた。
(やられた。 ちくしょうアシュレイめ)
あの後、数倍にアシュレイから返ってきた。
呪えば穴二つといえばいいのだろうか・・
先輩方の魔法の火のボールが2個飛んできたかともったら5つになって飛んできた。
私がシールドと言葉をだしたけど展開が遅かったのに、その上に大きなシールドできて消えた。
先輩が駆けつけてくれて謝ってくれたが、
シールドの声をきかれた生徒に
『さすがセラフィーヌ様ですわ。シールドをだせるなんて』
と言われたが、無詠唱なんてまだできるなんてばれたらめんどいだけだと思い
『公爵家の人間なので、シールドがだせる魔道具をもってますの』
とごまかしたら みんな 納得してもらった。
公爵家は王家の次に権力があるから、狙わることをみんな重視してるからね
そんな効果のある魔道具があることを納得してくれた。
『悔しい~~~確かに私が悪いが、危険がないようにしたじゃない・・それを倍返しにするなんて・・・子供か!』
『いて』
頭の上から何かが落ちてきた。
私は落ちたものをひろって上をみるが誰もいない・・
拾ったものは公爵家でのお気に入りの樹がある場所でとれる木の実だった。
『慰めてくれるの?ありがと~』
といい私は座って木の実を一個とっては食べた
木の実は 前世でいうなら 南天の実みたいなかんじで味はブルーベリーみたいな味だ。
私はとりあえず考えて、あの魔法の速さなど考えたら多分本当に竜人族のアシュレイだ。
来週、彼に交渉をしてみよう
私の計画には彼が必須なんだから。
そう色々と交渉材料をかんがなくちゃ・・
『ふっふっふっ』
と思わず声が出てしまった。
あぁ そうだ
『これを貴方に・・』
と枝を根の近くに埋めてあげた。
『貴方は学園にある樹の番なんでしょ?』
風で枝がゆれた。
私は3番目のお気に入りの樹に挨拶をしたあと聞いてみた。
『貴方はあの森にいたあの樹の枝分かれかしら?それとも番?』
枝がざぁーと揺れる。
番だよ~と聞こえた気がした。
『今度 貴方の落ちてる葉っぱをもっていかせてね。あの樹も喜ぶわ』
また枝がゆれた。
授業のあと、ここに来る予定だったので、
『葉っぱを一枚もらうわね』
と伺て、樹の下におちてるまだ若い葉っぱをひろったら枝が落ちてきた。
あぁ これもっていてほしいのかな?と思って拾ってきたのだ
喜んでるみたいでうれしい。
樹でも番なら離れ離れっていやだもんね。
とりえあえず お腹がすいたので、食堂に行くことにした。
今日は金曜日だからよる遅くまであいてるが、さすがに完売してたらしゃれにならないし ごはん食べて、寮の門限に遅れてはだめだ。
私は樹にお別れして、食堂に向かった。