011
007話で話を追加しました。一応戻るの面倒と思ったので追加した部分のみ書き込みします。
淑女としてのマナーなど学んだ 8歳の時、私たちは王都にいた。
夜会などパーティーがある時期は王都に住み。
それ以外は公爵家の領土内の家に住んでいる。
そぅドーラと会った場所ね
です。
今日は珍しく兄が食事前にいた。
来年入学する学校下準備とお茶会のお誘いで、だいたはあ食事後に帰ってくる。
準備なんて さっさと用意すればいいのにと思いつつ家族4人そろっての食事。
食事が終わって父は仕事の残りを終わらせる為、書斎に行った。
母と兄と食後のお茶を飲みながら、
王都では何が流行ってるとか美味しいケーキある場所など、兄が色々話してくれた。
『今度アンジュと一緒に行こうと思ってリサーチしたんだよ。』
と私に言ってくれた。
そういえば・・兄に気を付けないといけないな と思いつつ
『ありがとうございます。そういえばお兄様には婚約者様はいないのですか?』
『うん?いないよ~』
兄はたしかゲームの年まで何故かいなかったな・・
でも公爵家の嫡男だからいてもおかしくないはず・・
『どうしたの?アンジュそんなこと聞くなんて』
『あっいえ 今日、私の婚約が決まったみたいなので、そういえば兄様の話は聞いたことないなーと思ったので・・』
『は?』
『え?』
『ちょっとまってアンジュ 今日?婚約が決まったって?』
『はい、今日王家に呼ばれて婚約がきまったみたいですがバ・・王子が婚約は認めないって・・』
兄は私が・・決まったという言葉辺りで部屋を出て行った。
『あらあら』
母はのんきに微笑みながらお茶を飲んでた。
『それで王子は婚約認めないっておっしゃったの?』
『はい、私など認めないと 婚約は無効みたいなことを確か、わめき・・いってました。』
『あらあら、それならちゃんとお父様に言っておかないとね。
今頃 フレデリクが暴走してると思うから、アンジュちゃん止にいってくれないかしら?』
『はい』と飲んでる紅茶をおいて部屋をでた。
父の書斎のドアが軽く開いて声が聞こえてきた。
『なぜアンジュに婚約者ができたのですか?婚約者を作るならだいぶ先と決めてましたよね?』
『王妃の強い要望で決まったんだ・・私が決めたわけじゃない 私だってずっと先と決めてたのに・・』
『なら 今からでも断ればいいじゃないですか?』
『断われるわけないだろ王家だぞ!』
『なら 婚約は続けていずれ向こうが破棄しないといけない状況にこちらから しむけて・・むしろそっちの方がアンジュにいいよる虫よけに・・』
とブツブツ言いだした兄に それはいいアイディアだが、兄よ・・怖い・・
とりあえず 色々と話が盛り上がる前に、私も婚約に対して盛り込んでほしい内容があるので話に加わろうと、ドアをたたいた
『父様、兄様、アンジュです 入ってもよろしいでしょうか?』
『どうぞ』
と声が聞こえたので中に入って
『父様、私の婚約の件、私も混ぜてもらってもよろしいでしょうか?』
『あぁ どうした?』
『実は、今日王子に春の園まで連れて行ってもらった時に、
私を婚約に認めないなどと言われたので・・私、婚約は後で破棄されてもいいのですが、
その件で公爵家の不利益になるようなことになりたくないのです。
私が不貞を行うことはないと思うのですが、もしいずれ、どちらかの不貞で破棄となったときに、家名は関係ないことを趣旨にいれてほしいのですが』
『もちろん賠償金などで済むならそう言った件で親族には関係ないという趣旨でもいいのですが・・』
『殿下も婚約をお認めになってないからいずれ、王家に恥をかかせない・・って為か・・?』
父が答えた後私は まぁ建前はそんな感じにとってもらってもいい って思ったけど口に出さず。
『そうですね・・ いずれ 兄様が言ったように婚約破棄を持っていきたいので、その時にご迷惑になるようなことを、したくない っていうのが本音ですが』
『あと 相手側が名指しで婚約破棄って言った瞬間終了もいいですね』
『ずいぶん具体的だな・・』
『うふふふ。私夢があるんです。だからできるだけ王子と結婚なんていやなんですの』
と全力猫かぶりの笑顔で言ってみた。 父この猫かぶり顔に弱いからね~~。
『わかった。とりあえず 明日王家に行くときにでもその辺を盛り込んでおこう。』
『ありがとうございます。 お父様』
久々にお父様といったら父はちょっと感動しそうになったので、
兄ルートでのバッドエンド回避の為にそのままはは発言した。
『お父様、お兄様の婚約者はつくらないのですか?』
『僕は当分作る予定はないよ。アンジュ 君が婚約破棄されたときに誰が守ってあげるんだい?この兄しかいないだろ?』
ハイ無視でおk。
『お父様?』
『フレデリクも色々話がきているのだが・・一向に首を振らないんだよ・・』
『アンジュ僕に婚約者はいらないよ。 君がいるからね』
とりあえず 親子で兄の会話を無視したのにしつこい
しつこいので
『お兄様、私、お兄様の奥様になる方ができたらお姉様ができると思って楽しみにしてたんですよ』
と切なさそうに少しうるうるした目で見てみた。
『アンジュ・・?』
『いずれなるお姉様とお兄様と三人で色々お買い物やお出かけなどしたかったですわ』
『わかったよアンジュ 婚約者を作るよ』
『本当ですの? もし作ったらわたくし毎日お兄様とお姉様のお出かけに付いていきますわ』
『本当かい?じゃ 楽しみにして、僕がアンジュにとびっきりのいいお姉さんをつくってあげるよ』
『約束ですわよ』
とニコニコして指切りげんまんをした
ちなみに 私は デートについていく予定はこれっぽちもない 少しだけついて行ってすぐバイバイよ
父は途中から私が猫かぶりの言葉をつかてるのが分かってたのか・・やれやれ って顔してた。
とりあえず私は婚約の内容に盛り込んで欲しい要望とついでに、バッドエンド回避用に兄の婚約者を作ってもらう話で、部屋に戻った。
父の書斎をでたら母がのぞいてたみたいで
ふふふ と笑いながら
『兄もある程度片付いたわ~ありがと~ 今日は色々あったでしょ ゆっくりしなさい』
っと小声で言われた。
ベットの上に寝転がり
(私が姉になる人になつけば、兄は絶対結婚するはず・・。
本当は兄が私に夢中にならず婚約者を夢中になればいいんだが・・)
(あぁ 今日は本気で疲れた。)
と考えてる時に兄は
『父様、今度私のお茶会の招待にアンジュをつれていってもいいでしょうか?』
『ん?理由は?』
『アンジュが気に入る女性を探しつつ、アンジュを本当に妹のように可愛がってくれる女性を探そうと思いまして。』
『・・探すなら後者のほうから探しなさい・・』
『ですが、アンジュの姉になる可能性があるのです、アンジュが気に入るかが最条件です。』
『アンジュはお前が連れてきてくれる人なら誰でもいいかと思うが・・とりあえず前者で探す方だとアンジュが大変になる。後者から選んでアンジュに決めさせない。』
『そうですね・・ それもありかもしれないですね・・ 最初から決めたた後に、アンジュを大切にしない人ならお断りですからね』
『あ フレデリク アンジュにもお茶会の案内がきている 被らないようにしなさい』
『わかりました。明日アンジュと相談してきめますね』
と部屋を出て行き代わりに母が入ってきた。
『無事、フレデリクの婚約も決まりますね~』
と言ったら
『アンジュには 早すぎたんだがな・・・』
『ふふふ アンジュは夢があるみたいですわ、最近は家でこっそり本を読むことはなくなりましたし。 ふふふ あの子はきっとなんとかするでしょ~ それに私たちの事を心配して、ふふふ 破棄になったぐらいで気にしないで自由にしていいのにね』
『あの子は優しいからね。私の本棚に新しく何冊か本を仕入れておこう。仕事で長時間いないように予定をつくって』
『まぁ じゃあ 長時間いない一日のどれかを わたくしとのデートにしませんか?』
『ふふふ それは楽しみだな。じゃあ王都の劇に新作ができたから予約しておくよ』
『まぁ うれしい』
と 夫婦の熱々な会話をしていた