第一話 生死
オレが目覚めて数時間周りを見て回ってがオレを召喚した人らしい人物はおらず、それどころか道すら見つからなかった。
しばらく歩いたから喉が渇いてきた。
まずは今後このあたりで生活するかもしれないと思った
オレは、水のある場所を探した。
だけど全然見つからなかった。諦めて休んでいると遠くから「きあぁぁぁぁ」っと悲鳴が聞こえた。
オレは、急いで悲鳴のした方がに向かった。近くにいくと金属と金属がぶつかり合うような音がした。
オレは草の影から覗いて見るとそこには革鎧を着た男が
三人(一人は倒れてる)女一人が
緑色の小人みたいなやつが8匹(三匹倒れてる)と戦っていた。
だがオレは、草の影から助けに出ることができないでいた。
だって目の前で人が殺されている状況で武器のないオレが助けに行ったって何も出来ない。何しろ身体が恐怖で動かなかった。
そうしているうち二人の男が小人を一匹ずつ仕留めた。
だが一人の男が小人の数に押され殺されてしまった。
緑の小人は二匹がかりで男と残りの一匹が女に襲い掛かった。
流石にこの状況はまずい。オレは勇気をだし近くにあった石を反対側の茂みに投げ込んだ。
小人はそれに気を取られているすきに男が小人を一匹仕留め。オレはその間に飛び込み女に襲い掛かってる小人をぶっ飛ばした。だが小人は直ぐに起き上がり女を諦め二匹がかりで男にそいかかった。戦っていた男は小人を一匹仕留めてた、だがオレがぶっ飛ばした小人に後ろを取られ殺された。
まずいオレは、急いで倒れていた男の剣をとり小人に太刀打ちした。だがしかし小人はオレが思っていたより強かった。
小人はオレの持っていた剣を弾き右肩にナイフを刺した。
オレは、叫んだあまりの激痛に…
予想外だった…こんな小さい小人に押されるなんて
オレは、二回目の「死」を感じた。
その時泣きじゃくっていた女の子が小人の胸にナイフを刺した。
オレは、女の子に助けられたのだ…
情けない…助ける為に飛び込んだのにオレの方が助けられてしまった。
女の子は泣き崩れ、オレは自分肩をシャツで止血した。
それから数分が経ち女の子が座り込んでるオレに何かを言った
多分お礼の言葉だと思う。異世界だからか、言葉は日本語ではなかった。
その後女の子はオレの手を引っ張りお越してくれ町までの道を案内してくれた。