4話
長く書けるよう頑張る
ピカッ!
かなりまぶしい光だったようだ。もとに戻るまでしばらく時間がいるだろう。生徒たちも
生徒「なに?!今の)
生徒「まぶしっ」
と反応はそれぞれながら皆強い光を見たようだ。
少しずつ視界が戻ってきたがやはりというべきか真っ暗なようだ。女子生徒の泣いているのがまだ続いているようだ。
生徒「誰か!電気つけてくれ!」
生徒「もうやってるよ!つかないんだよ!くそっ!」
その通りだった。一気に静まり帰りきったしんとした中をパチパチと電気をつけようとしている音がきこえてきた。
生徒「一度時間を置いてみろ!つくはずだ!」
生徒「もうやったさ!隣のクラスもおんなじはだよ!」
その混乱の中ヤタはというと……
(これは夢?いや、おかしすぎる。俺は夢の中、自分の意思で動いたことのためしはない。今回が初めてってことかもしれないけどそれにしては少しばかりリアル過ぎる)
と、やっと現実逃避から戻ってきていた。
(てか隣のクラスも?やっぱりさっきの壁はみまちがえなんがじゃない!現実なんだ!)
ヤタは内心興味心と恐怖心が半分半分だった。まわりの生徒が呆然としているなか一人しっかりとした意思を持てたのはヤタだけであろう。なぜなら彼は『人に頼らず、必要以上に関わらない』ようにしていたからだった。なぜかって?人と接したくないような性格だったからか、人に話すのすらめんどくさいような人間となってしまっていた。
先生「静かに!放送を聞くように!」
(いやいや、さっきの放送聞いてないのかよ、明らかにコードが切れた音だぞ?しかもゆっくり。多分さっきの壁に切られたのだろう。なのに放送なんて流れるはずがないだろう。)
ヤタはここでうるさくなると思っていた。しかし日本人の性格として、上の人には逆らわないという心がクラスを静かにした。と、ここで……
違う先生より「先生今から言うことを隣のクラスに伝えてください。今から生徒を生徒ホールにつれていくと」
先生「わかりました。」
先生「少しここを出るから静かにしておくこと!」
そう。大きな声で生徒に伝えていった。そしてしばらくすると………
ピカッ
と外から光が差し込んできた。しかし、学校の外を見た生徒達は本日二度目となる、呆然となるのであった………
じぇんじぇんながくかけなかったよー