序章1話
続けるかどうかまだ決めていないので感想ください。
カリカリカリカリ………
教室にノートを書く音が響きわたる。
先生「これ、テストに出るからなー」
カリカリカリカリ……
黒板に書かれていることをノートに書き写す音が教室の中を静かに響かせる。
友人「おい……大丈夫なのか?ヤタ。」
ヤタ「ん?なにか大丈夫じゃないことでも?」
彼の名前は研一。ケンとかケイとよんでいる。ちなみに俺はケイとよんでいる。
友人あらためケイ「いや、ノート書き写さないとテストヤバいんじゃない?と思ってさ。」
ヤタ「だからいったろ?今回は諦めたって。」
ケイ「それ前回のテストでもいってたよね……」
ヤタ「そうだっけ……まあ俺は提出点で稼ぐからさ」
ケイ「いやいやいや、今書いていないそのノートで提出点が付くんだけどな……」
ヤタ「まあなんとかするさ。そんなことよりいいのか?先生黒板の書いてあるやつ消しはじめたぞ?」
ケイ「うわ、本当だ。ちょっと書き写さないと……」
(あーあ。やってらんねーなー)
彼の名前は八木大地といい、頭文字をとってヤタと言われている。まあ、彼を呼ぶ者はまず居ないが…まあ、そんなことより何故暇か。理由はただ一つ!英語が絶望的であるためだ。何故か他の科目は普通くらいなのに、英語だけは10点以下というたいへん素晴らしい成績の持ち主なのである。そして今、そう、この英語の授業をしているのである。
(もう一眠りするか……)
そんなどうでもいいことを考えながら机につっぷした。そんなときだった。異変が起き初めたのだった。
初投稿より。