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ブサ男と思っていた義理兄の面倒を見たらイケメンの義理兄だった

作者: 山脇京子


母親の再婚の相手と連れ子がいた。



母親「今日から美歌の義理兄になる拓矢君よ」



美歌「初めまして、小崎美歌です」



拓矢「高岡拓矢です」



初めてあった兄の第一印象は、髪がボサボサでオタク感満載で太っていた



母親「美歌!拓矢君に、ごはん出来たって声をかけて)



美歌「分かった」



たったったった



コンコン



美歌「お兄ちゃん?」



しーん



ガチャ



美歌「失礼するよ!あ!凄い部屋…可愛いイラスト」



ハッと我にかえった兄



拓矢「見た?」



美歌「ばっちり見た。素敵だね」



拓矢「キモいだろ?」



美歌「まさか!私も、アニメ大好きよ」



満面みの笑顔で拓矢を見ていた



美歌「マンガ描いているの?」



拓矢「ああ!マンガ家兼ねイラストレーターなんだよ」



美歌「ペンネームは?」



拓矢「月夜だけど?」



美歌「うそ!私、月夜先生のマンガやイラストが大好きでどれも神かかっているって思って…コスしてるんだぁ」



拓矢「え?俺の作品のコス?」



美歌「うん。琴子で、レイヤーとして活躍しているの」



拓矢「ええ?琴子ちゃん推しなんだよ。俺」



美歌「凄いお互いに推しだったなんて夢みたい」



拓矢「夢じゃない!現実だよ」



母親「美歌~拓矢君~ごはんよ~」



美歌「あ!忘れてた。お兄ちゃんごはん食べよう」



拓矢「ああ!」



美歌「お兄ちゃん明日から私と、ダイエットするよ」



拓矢「え?いや、良いよ俺は」



美歌「何言っているの!動かないからデブになるんだよ」



拓矢「面倒くさいし」



美歌「なんだって?」



拓矢「すみません。やります。ダイエット」



美歌「明日からだよ。まずは、ウォーキング・スクワット・腕立て伏せするからね」



拓矢「は、はい」



次の日



美歌「お兄ちゃん朝だよ。ウォーキングしに行くよ」



拓矢「え?まだ、5時だよ」



美歌「朝早くからするんだよ」



拓矢「えー」



美歌「朝じゃないならいつやるのさ」



拓矢「…」



美歌「いいから行くよ」



拓矢「分かった」



美歌「今すぐ着替えて」



拓矢「はーい」



1年後



美歌「痩せたね。じゃ次は、髪を切りに行くよ」



拓矢「…はい」



義理の兄は抵抗するのを諦めた。



美歌「ここは、私が通っている美容室」



拓矢「オシャレだね」



美歌「流花さんお兄ちゃんの髪をカットして下さい。イケメンになるようお願いします」



流花「分かった」



30分後



美歌「お兄ちゃんイケメン♡」



流花「隠してたの勿体ないです」



ざわざわ



女性1「イケメン♡」



女性2「隣の女の子は、彼女かな?」



女性3「羨ましい」



お店に入り



美歌「これと、これを着てきて」



拓矢「着たよ」



美歌「次は、これと、これを着てきて」



美歌「じゃあそれ着て帰るよ」



会計を済まし帰っていった



拓矢「美歌、俺美歌が好きだ。付き合ってくれ」



美歌「はい」


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