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一杯のラーメン

作者: 薄雪草


一杯のかけそばという小説があった気がして、それとは全く関係ないけど、一杯のラーメンというフレーズが、思い浮かんでしまった。


ラーメンが好きである。

おひとりさまでも入れてしまう。


というか、ラーメン屋とは一人で行くものだと個人的には思う。

(別に、おふたりさんや家族連れが嫌いとかそういうわけではない)


なんとなく気分的に、ふらりと入りたい時がありまして。


そんなわけで、今日もふらりと寄ってしまった。



いつも寄らせてもらう店は駅近なためか、お客さんはひっきりなしに来る。

ガラガラと引き戸を開けて食券を買う。

醤油に塩に、味噌に豚骨。

その店のはどれもおいしいけれど、今日は醤油な気分だったので、味玉つきの醤油にした。

楽しみである。


しばらくエッセイなど読んで待つ。

エッセイと言っても、なろうではない。ちゃんとお金出して買った、書店で平積みになっていた本である。


こんなこと言ってはあちこちから怒られる気がするが、やはり売られているエッセイのほうが総じて面白くて読みやすいのは、まあ、まあ。である。



ラーメンが来た。

いや、足が生えてるわけじゃないから、正確には、店員さんがラーメンを持ってきてくれた、である。

安定のおいしさである。

ほっとする。


食べ終わって出ていく時に、店員さんと目があったのでニコッとしてご馳走様を言うと、向こうもニコッとしてくれた。


ほっこりした。





以下は愚痴である。


最近、なんかやたらと人のために仕事をしている。

もちろんそれ自体は、時間を切り売りしているので仕方ない部分があるのだが、何の巡り合わせか、普段の心掛けが悪いのか、最近特に、年配の皆さまから、やいのやいの、ボクのわたしの言うことを聞け、的な扱いばかりされる。

そんなに生意気なんだろうか?


さらにもやもやするのは、子供がいない人は〇〇だ、などと言われたりすることである。誹謗中傷もいいとこだと思うが、たぶんそんな意識はないのだろう。


生きるためのゲージが下がりまくりである。


そんなこと言うのはたいてい昭和を生きた皆様で、それなりに年齢も上なわけで、まあ、あきらめて耐えるべし、といいますか。

人に対して自分の意志を通したいというのは本能みたいなものだと思うので、いちいち気にしても仕方ないのである。


はあ……。



自分、心は石じゃないので、どちらかと言うとおとうふなので、回復が必要である。

こんなときはおいしいものを食べたり、笑える話をしたりして享楽的に生き、さっさと次に行くに限る。


というわけで、ラーメンとか、スイーツとか、食べてしまいます。

カロリー的にはライスをなくせば大丈夫…かな。





とまあ、大人げなく、ぐちぐち書いてしまいました。


こんなのをうっかり読んでしまった皆様には、なんかごめん、と言っておきましょう。

(いえ別に、そんなにごめんとは思ってないけど、そうしないと怒り出す人たちもいらっしゃいますしさあ)


おっと、心の声がダダ漏れてしまいました。


お読みいただいた皆様には感謝、感謝です。ほんとに。



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