表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

110/215

桜木の修行 顛末 その110


俺は夢を見て居た。青木ヶ原の樹海にボーグが現れたのだ。

「抵抗は無意味だ」

彼等は、各々がフォースフィールドを張って、こちらの攻撃を無効にして来る。

「コンピュータ! フェザー銃の周波数をランダムに変えろ!」

俺は叫んで、一体ずつ、確実に倒して……。

 目が覚めた。


「もう時期八王子よ。うなされて居たけど大丈夫?」

「試験にでも落ちた夢を見て居たの?」


瀬戸山さんが悪い顔をして笑う。


「葉月と結婚した夢を見て居たのさ」


「なんでよ! それでどうしてうなされるのよ」


 俺達は、八王子で乗り換えた。


 翌日、機械科に行って鉄パイプを1m20cmで切って貰った。

あっという間にパイプの外側にネジを切って、エンドキャップにボルトを止められるようにして、中に鉛を流し込んでくれた。非常に器用な連中だ。

端の方を30cm程に革のテープを巻いて、素振り用鉄パイプが出来た。

これを4本作ってもらい、桜木達に配った。


「これで素振りをしておけよ。筋力を付けないと、ゴブリンも倒せないぞ」

「栃原先輩も、魔法だけじゃなく、物理的にも倒せるようにならないと、魔力切れを起こしますよ」


 一応宿題を出しておいたが、もう期末テストが迫って来ているのだ。

 それでも、彼等は用事のない日は剣道部に通っていたらしい。



ブックマークと高評価をありがとうございます。

やる気が出てきます。


頑張って新作を書きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ