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デスゲームをクリアして‥‥現実世界に戻ったら、世界崩壊寸前でした。  作者: 古神龍之介
第一章八番目の英雄 セブンズ・アイランド編
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第一章3〈二人との出会い〉

最大ギルド、"カーセナルヘクター"、後にこのギルドのリーダーは、この出会いが始まりだったと語る。この二人、ランクスとミリアとの出会いが、


―――――――――――――――――


僕が、村を出てから二ヶ月、始まりの島の半分が踏破され

第一島・始まりの島攻略は、中央ボスの鎮座する中央フィールド「霧隠れの森」にたどりついた。「ここが、……」と呟くと、「そうですねここが、」「……がんばるわよ」仲間っていいのかもな、呼応してくれる相手が、いるだけでそう思えた。

<十日前>

 ソロの俺は、最前線付近の村で長剣ロングソードスカイスライサーを手にした俺は、風の便りで……ボス攻略会議が開かれる事を知った。ボス攻略会議が行われるアンゴラ村に行くため、通称迷いの森と呼ばれる。妖の森プレジャーフォレストに入った

<二十分後>

近くで戦闘音が聴こえた。

前へ歩を進めるとその声は大きくなり、ついには、「……助けて、」と少女達の叫び声が聞こえた。その声にはなぜか聞き覚えがあった。もしかして……脳裏に浮かんだのは、当然、……朝倉だった。だが、彼女はもういない。拳を強く握り、俺は、前へ進んだ。「……行くか」


―――――――――――――――――


そこにいたのは、二人の少女だった。

戦っていたのはリザードマンの上位種リザードマン・パラディンとナイトの二体だった。

現時点だと最上位クラスの強さだろう、……それが分かった僕は、二人の少女目掛けて放たれた斬撃を長剣スカイ・スライサーで防いだ。フレンドではないため、体力ゲージは見えない、すぐに退避させタゲ(ターゲット)を取った。「今のうちに回復を」と全力で叫び、戦闘に戻った俺は、初撃をナイトの左肩に当て、強く踏み込み次撃目を放った。二撃目を放った瞬間ナイトの持つ剣が光った。「クソっ………」リザードマンナイトは、ソードグラム(剣技)の一つ三連撃技重攻撃技グラル・バイザァーを放った。僕は斬撃を上手く逃れたが、相手の技は重攻撃技、一太刀が重く腕が痺れた「グッ」と呻き次はガードできないか、と心の中で言い俺も剣技を放った。

三連撃技ジーク・レインと放ち、続けて単発技バークストを放った。すると以外に体力の少なかったリザードマンナイトのHPは削れ、リザードマン・ナイトは、全HPを欠損し消失した。

残ったパラディンは、体力を回復した二人と合流して現時点体力ランキング二位の敵と三時間の死闘を繰り広げた。

ナイトとパラディンの討伐後……手に入ったアイテムの分配後

俺は、倒れた。

<八時間後>

未明

目覚めた俺は、二人の少女の真ん中に寝ていた。「え……」その状況ただただ困惑した俺は、頭の中が?だらけだった、そんな俺を柔らかい感触が襲った。

<四時間後>

二人は目覚めた。

「ふあ……」と可愛い声をだして、俺の記憶のない八時間を話始めた。「アイテムの分配後君は、急に倒れた……そんな君を運ぶのは本当に疲れたよー」「……本当なのです。」「なんで野郎をこんなかわいい少女二人が一所懸命運ばなきゃいけないのです。」「……そんな事言って……」「ランクスうるさいです。」「ハァ……」とため息」をついた。

一番苦手なタイプだ。と思いながら二人の話を聞いていた。

「ねぇ、……君名前なんて言うの?」「……立石りょうです。」「彼女らみたいに俺はプレイヤーネームを持っていなかった。

オンラインから、オフラインゲームまで本名でやっていた。なぜか?プレイヤーネームを考えるのがめんどくさかったからである。そんな俺は、この業界では有名だった。

どんなゲームも一週間でクリアしたからである。

「……立石りょうか、いい名前だね」「私はね、ランクスっていうんだ。」「……私はミリア、よろしく」二人は俺の事を知らなかったらしくごく普通の反応をされた……よかった。

これで二人とも最後……そう考えていたが、

「りょうさんは、ソロなんですか?」「え?、まぁ……」

「二か月間、私たちは始まりの街にいた。始まりの街にはいろんな情報が流れてきた。その中のほとんどがだれだれが死んだって話だったよ、その九割がソロ……私はそれなりにゲームをやってるからわかるけどこのゲームは、ハードに属すると思う……」「……」何が言いたいんだろう、ほとんど人と話さない、陰キャには、彼女たちが口に出さないが言いたい事がわからなかった。

「……まぁミリア、そんなの言わなくてもりょう君はわかってると思うよ、」「……そう?、鈍感そうなの……です。」え……何がと思いながらも、俺は、「うん」と答えた。

すると……二人は、にっこりとほほ笑んで、パーティー申請をしてきた。「え?」再び?が頭の中を駆け回るが、俺は、二人の圧に屈し、パーティー申請を受け取った。

「これから三人一緒だね!」この言葉が俺の混乱の止めを刺した事は、墓場まで持っていこうと考えるのだった。


「……なあ、朝倉、お前以外で「初めて」友達ができたよ……」

―――――――――――――――――


これが「最大・最強」の看板を背負うセブアイ最大ギルド、カーセナルヘクターの始まりである。

―――――――――――――――――


どうも、最近やる気が復活した作者ニキです。今回は修正箇所は少ないです。

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