第一章1 〈始まり〉
「セブンズ・アイランド」、日本語に訳すと、七つの大陸を意味する言葉である。、
だが、人によっては、「神話の話ね」と理解するものもいる。ほんとんどが、前者だったが、ゲームという物は恐ろしくこの前提条件を変えた。
ヴェルトニア神話と言う小さな宗教、新天神会が作った聖破天の黙示録と呼ばれるたった三冊で完結する本でしかないのに
―――――――――――――――――
長く辛い学校の終わり。夕焼け空の中二人で家を目指した。
全く青春などではないが、
「ねぇ……」「…………」「無視はひどいよ……」「何?」「一緒にゲームやろうね」「…………」
―――――――――――――――――
ラブコメの主人公なら、ここでかっこいい事言うのだろうか、、いやたぶん言うのだろうな、少なくても俺が持ってる奴は言ってるし、ハァ……弱いな俺は、この後この後悔が報われる事がない事俺は、知らない。
―――――――――――――――――
「…………」俺は、無視し家に入った。
「……ガチャ」玄関のドアが閉まると同時に「ただいま」と誰もいない家に向かって言った。言わなくていいのを知っていても、何故か言わなければならない気がしていた。親の顔等知らないのに……
「さて、ゲームするかな、」カバンを下し、俺はゲーム機を手に取った。ヘットセット型のゲーム機を頭に被った。
”セブンズアイランド”、神皇歴百九十五年にセブアイ社が制作を決定したRPGゲームである。
一年起きに情報を開示していき、世界観の全貌がわかったのは、ここ、1年の話である。
世界は七つの大陸でできており、一つの大陸に付き七つの島がある。各島には守護獣と中央フィールドを統べる中央ボスがいる。
最終第七大陸の最終島のボス(グランドボス)を攻略することで、完全攻略としていた。
発売日が近づく中で、毎回のように、書かれたメッセージがあった。
全世界に向けたメッセージである。「"偽りの世界からの脱出"」と言う謎のメッセージである。
当時は考察合戦が加熱していたが、今にして思えば分かるわけがない…………
だって"この世界"が、"偽りの世界"なんて誰が思う。
神皇歴二百年・七月十日零時、サービス開始と共に、この世界から人間が消えた。
―――――――――――――――――
「さぁーー"最後"の選別だ。」
後に、生き残った者達からセブアイ事件と称される、この選別は、"物語の序章"でしかない。
どうも、虚言しか言わない系作者です。虚言にしたくないというか、噓つきたくはないんですけど……投稿ペースが上がらない……
いいわけしても変わらないので、今後も頑張ります!!
―――――――――――――――――
さてn回目の改稿となりますが、今回の改稿点は、前回改稿したプロローグに合わせて、改稿させていただきました。新キャラである。少女を追加したため、と年表を作り難解過ぎるこの物語を少しでも解読しやすくするための改稿となります。




