第三章27<死を呼ぶ少年>
もしも……この道を選んでいたら、そう考えた事は誰にだってあるだろうこれはそんな可能性の世界線での話だ、
「ハァハァ……」ため息を吐いて、森林を歩いた俺は、二人の少女が戦ってるのを見かけた。助けようと考えたが、……その一歩が出なかった。
そして……二人は、パリンと割れてしまった。……「死んだのか?、」声にならない声で自分を攻めた、攻め続けた。「二人を殺したのは、俺だ……」
<数日後>
中央ボス会議、そこに参加した、りょうは、はじっこにただずみ会議の内容を聞いていた。終わるとすぐに帰ろうとした俺に……女は、話しかけてきた、「一人で戦うのか?」「……だとしたらなんだ?」「……キケンだから、忠告しとく甘い考えで挑まれたら困るからさ……」「キケンか……そんなのわかってる……俺は、死なんてもの怖くない」「死への恐怖がない……か、いいんじゃない強くて私の名前は、シノア……君と同じ死への恐怖を無くした者だよ」
それを見ていたブラクスは……同じ、俺とシノアを同じグループした。
<二日後>
フィールド霧隠れの森にてボスダグラス ブラックウットの攻略が始まった。
だが、霧で全く見えず、霧を超える必要があった。
そこで、最前線A班は、霧の中に入っていった。
その数秒後 断末魔が聞こえた。
そして人が死んだのだと考えた俺は、単独で霧の中に入り、ボスの目の前に行き、「俺は、死ぬべき人間なんだ……殺せるなら殺してくれ、」そう言うと、ボスブラックウットは俺に対し猛攻撃を仕掛けた。それを避けるが、何発かかすり、ダメージを受けた。残りHPは半分、一撃でもかすれば、瀕死になり恐怖で……戦いづらくなる。そんな場面でも彼は、「……神速」と言って間合いをつめ、「八連撃技グレイジング バースト」
すざまじい斬撃で剣が折れたが、ボスのHPの半分以上を削り切り……、「お前じゃ俺は殺せねえみたいだな」とそう言った瞬間……俺の左腕が飛んだ。「ウッ」興奮からか、あまり痛みを感じなかった。
「……ハッ?、やっぱり人間嫌いだわ、」そう言って俺は、神速を使いボスの腹に拳を打ち込みだまらせてから……「俺の腕飛ばしたのお前だろ?責任とれよ、……そう言って男を投げ飛ばした。」。そして…………「死繰爆弾」と放った。そして残った一ドットのボスを奪った剣で、殺した。」
「何者なんだよ?、お前そしてその強さ……」「強さに関しては、俺のレベルを見ればいい」「……レベル三百……」「……何者ってか?、人が嫌いな少年ってだけだ。」
少年の強さを知るもの達は、そんな少年の事をこう呼んだ。
死を呼ぶ少年と……
「……面白いな、君、これで楽しくなりそうだよ。立石りょう君、」




