㉖
俺はケイの両腕を布で拘束し水を飲ませ続けた。アジトの中に井戸があり水はそこから汲んだ。容器は部屋に飾ってあった壺だった。
「もっと飲みたいか?」
「も、もうやめて」
「そうか、そんなに喉が渇いたか。どーれ」
俺は片手でケイの口を無理矢理全開にし水を流し込む。彼の腹はたぷんたぷんと揺れていた。まるで日本の地獄絵に出てくる餓鬼のようだ。
「やめで、やめでー」
「そうか、鼻の穴からも入れて欲しいか。どーれ」
「やめ、やめでよもう!」
「何だよ。尻の穴からも欲しいのか。贅沢だな」
「ひっ、ひいっ。助けでー、助けでー、ぐお、ぼっぼっぼ、うえろえろえろ」
ケイは水をゲロした。
「もったいないなあお前。こぼすなよ。それ一気、一気、一気」
「ああああああ! ああああああ! ああああああ!」
「女みたいな声出すなよ。興奮するじゃねえか?」
「やめで、やめやめで」
「やめないで? 分かったよ。仕方ねーなあ、ほーら」
「やめでくだざいっ! やめでください!」
「続けてくださいって言ったらやめてやる」
「つ、つづけでくだざい!」
「仕方無いなあ。そんなに続けて欲しいなら、水をほーら」
「う、嘘づきいいいい!」
拷問は一時間少々にも及んだ。
ケイは意識を失い、息を失った
「もう死んだか」
その時、門の方から爆発するような音が鳴った。




