表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

強制わいせつ罪ー知人の場合

作者: みるく

私は、高校を卒業するまでは性的な経験は慎むべきと信じ、その信条を頑なに守った。

しかし大学生になり、付き合う同級生は同類で、興味はあっても臆病で、悪い大人たちの誘いの方が積極的だった。

時は経ち、同級生も「悪い大人」になった。

武勇伝を後輩に称えられていたが、女にとって愉快なものではない。

その頃、不眠の私は、強力な睡眠薬を処方され、酒を飲まなくてもぼーっとしていた。

しかし、奴に、そんなことはやめるべきと、正義感に燃え呼び出した。

二人で向き合い、私は酒は一滴も飲まずに、お前は人の道から外れていると説いた。

伝わらなかったらしい。

送るよ、と奴は優しさか好意を見せた。

フラフラしながら一人で帰れる、と強がる私を、奴は暗がりへ連れこんだ。

しゃぶれよ。それで抜けなかったら、入れる。

東スポか。とツッコむ力は、私には残っていなかった。

下衆なこいつと二人きりになった自分が悪いのだ。最悪の事態を避けるため、私は全力を尽くした。馬鹿馬鹿しいことに私はそれが上手で、相手は早かった。

馬鹿馬鹿しい行為は終わり、相手は満足し、送ることもせず、私は帰りの電車のホームで、烏龍茶を飲み干した。

自分の落ち度があったとはいえ許せなかった私は、後輩の協力を得て、相手の所属も実名も明記して、インターネットで拡散した。

警察に行け、と言う人もいたので、勇気が出た頃に申し出たが、管轄などがあり面倒で、

犯人が泣きながら深夜3時に電話してきて、許すことにした。

元々は友達なのだ。

私はストレスのため、何も口にすることができなかったがー水分ですら、何かを唇に付ける度、強要された男根を思い出したのだーようやく親友を呼んでピザを取り、親友は電話で犯人に怒りをぶつけ、私たちは笑いながらカラオケに行って、NIRVANAのRape Meを歌った。


共通の友達は言う、もう昔のように集まれないだろうと写真を見返したと。

しかし私にとっては終わったこと。もう、恨みはない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] まず、文章について。時系列や人物像、状況などがちょっと分かりにくいかなと感じました。 同級生(作者さんが「奴」と言っていた人のことです)を呼び出したのっていつでしょうか? 大学生の時点から…
2014/11/05 11:23 退会済み
管理
[気になる点] 最悪な男ですね、許せません。ただR15を付けていただきたかった。あまりこういう話の類は得意ではないので……
2014/10/30 06:40 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ