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多角的甲殻類

私は彼女から話を話していた。私は話したから話しをしていた。私は彼女より起こされたから私は床から起きた。

 ランタン横に有るランタンを探した。手巾とティッシュを寝室の棚の上に置く。ブカブカのズボンと張り付くようサイズを合わせた黒のウエィターを置く。

 奥に手紙の山が有るが私の手に有る手紙の事を見ていた。私は手紙を見て携帯を折り畳むと肖像画であるカレン国のカタログを見ながら笑顔を浮かべていた。

「私が言って見たい国だ」と言うと彼女は「私も一緒に見に行って良い」と言ったので「勿論」と返した。

 今日は発掘のことなど忘れて地元の風俗に触れたい気分であったのだ。私は彼女へ話しをすると彼女は承諾して通りに案内した。

「君はイチョウ街が好き」

 宗助が聞いた。

「ええ、とっても」

 摩子は頭を垂らす。

「親や親戚とかと離れて暮らすことは寂しくない」

 摩子は頭をあげて答えた。

「それは全く無いわよ」

 宗助は優しい目をした。摩子はそれに真顔に成るしかなかった。

「18なのに強いね」

 今回の事を見ていると夕暮れからみていた。私は彼女の黒髪が綺麗に見えた。

「私はもう成人よ」

 摩子は気づかなかったが髪に挟まれた埃を指で摘まんだ。

「多角生物の現像がそんざいするの」

 摩子は親父から20が過ぎる頃にこの街を出るよう告げられた。私は目頭を押さえたが彼女は瞼を落とすだけでアイラインが滲むことすらなかった。

 私はイチョウ街から通りに出ると小芥子を発見した。八卦を下に置いた小芥子は偶然にも笑っている。

 彼女は目をパチクリしてから笑った。それはイチョウの葉のよう綺麗であった。

 イチョウ街の中に居る人は食い気が強かった。親父もそうであったがやはりそこは一貫しているのでないのかと感じた。

「歴史的な部分の夢を見ていた」

 私は摩子に手を繋がれ文書の事を見ていた。そこには口伝されていた甲殻類の皮膚とノッポの腕が

 甲殻類の皮膚をした多関節を意識させる生物であった。私が発破する石像にはその奇妙な生物が書かれていたのだ。

 対話することを望んでいるよう見えた。堀には円錐形の筒を脱いで見えるよう見えた。私に話してくれた。

 日が風に吹かれ私のことを見ていた。夕暮れの道に真鍋と田村を誘う。ちょっぴり豪華な借家は今日で使用期間が切れるのである。

 田村と真鍋は摩子の住居を仮宿とすることになった。寝不足になっていた真鍋は時折前代の先人が発見した古物の分厚い大百科を見ながら私が撮った写真と見比べて齷齪していた。

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