宗助の休日
鳴る鳥の声が耳の鼓膜へ自然と声を運ぶよう聞こえた。
新緑の木目が見える中で工場の音や製錬所が奏でる音を耳にしてソナタを聞いているようだった。奏でる声と鉄を打つ音は職人の活気は声を響かせている。日の出が出る朝焼けのみの時間に覚醒する。
脳の缶詰を手に入れてから1日がたった時の事だった。
彼は水にしがないチョコレートとコーヒーを飲んでいた。コーヒーを常飲する彼であるが朝と夜は飲まない。彼がコーヒー絶ちをするためである。コーヒーを飲んだ後三十分してから緑茶を全て飲み、また新しく入れたコーヒーを飲む。
チョコレートを食べる時は水を飲む前に必ず食べる。甘さを感じながらコーヒーと緑茶のまろやかな味わいを堪能することが脳を解放する要因である。
宗助はアメリカモアを良く飲むのだが皆はどの種類のコーヒーを飲むだろうか?
コーヒーを飲むのは決まって十時であった。十時は腸が活発に動く時間であった。胃は11時に動く予定である。
流れから分岐すること許さない体制は亡ぶべきであると考えた。私の道を笑う者もいたが、はなから人間と関わることに期待していないのである。つまり私は機械化へ反対であった。
ストレスが発生した日でも私の腸は風に腹が風に煽られ空気が循環されていた。私は口々に言われる旅行であった。
私は都会を離れ或無人駅から三時間は離れた場所へ向かった。宗助は枯れ木を足でかき分け山奥を目指した。「自然と触れ合うだけでも金を取るのかよ」愚痴を溢しながら大地を踏んだ。
愚痴をこぼす自分を大地は風の音が創る竹と雑木林が私を出迎えてくれた。私は自然の雄大さに感謝しながら思わず手を合わせた。所作は神社で行う2拍2礼ではなく3泊3礼である。
新幹線に乗るのに一万円程度、諸々の諸経費を加算し片道で2万の交通費が掛かった。つまり最低でも往復には4万程度必要と言うことである。
自然は年中無休で仕事をしているのにも関わらず人間はどうして喜怒哀楽を乱され都合よく利用されるのか不思議に思えてきた。
「自分たちは水を飲むにも電気代かかるよ」井戸で水を汲むにしても自動で行うにはお金がかかった。もし本当にお金をかけずに水を飲むなら湧水を探すか手動で動かせる井戸程度しか無いだろうな。
腸が活発に成る頃合いだ。私は自身のお腹を触った暖かく広がる痛みが鈍重に広がるのが堪らなく好きであった。
「片道は二時間だよ」
新幹線へ乗車する前に駅員へ聞いた質問が頭の中を何度も駆け巡る。両親は上京することに賛成であった。むしろ積極的だったと思える。
写真入れに飾っている彼女の写真を見ながら腹を座すると鈍重な暖かみがより一層体へ広がるのである。②
「」
古巣は民泊へ変わっていた。そこには外国人が沢山居た。私はそれが直ぐに円安による観光外国人であることであると分かった。
私の生活は苦を強いられていた。今月を4万で切り抜けることを強要された私は親友が居る十二の一番地の男を尋ねた。
仕事は予々親戚と縁が有り一つの宿泊施設へ就職に話をしていた。
私は万緑の光に照らされながら仕事をしたかったためこの提案を拒否する理由は見つからなかった。私は彼女へ承諾を貰うと従業員として働くこととなった。
「私は客人と言うことでしょうか?」
女将は裾を折り返し私のことを見つめる目は真剣そのものであった。葵色の裾は膝の上へ被せ乗せた。
「そうなりますね」
私は女将へお手伝いとして、働くことになった宗助は手伝いとして私を置いてくれた。
行く末を見守る心配の手紙が茶色い煤に綺麗な厚手の窓へ甘い香りと白昼夢の夢に出て来たチョコレートが合わさり、茶色い色だった。
私はゆらゆら動いた蜉蝣の道をつき進んでいるだけであった。小説を片手に持ちポーチバックへ入れるのも忘れて夏を遊覧していた。私は竹と梅と言う見ることができない木々を見つめていた。
ことりの囀ずりに引かれて私の目がそちらを向いた。小鳥は小魚を咥え一本丸飲みしていた。現世の鳥と比較しても夢の中の鳥は三回り大きかった。
私はシステマチックに作動するカメラのシャッター音にあわせて現像する写真を下の口から取り出した。
「私には特殊能力から有ります。小鳥の囀ずり、飛び立つ音を聞くだけで場所が分かるのである」
カメラはホトトギスを中心へ捉えていたのである。男は「ほう」と言い彼の話を聞いた。男は二、三回頷くと彼らは別れる。
「いらっしゃいませ」
私は受付の女性の頭を撫でるも剥れた顔をするばかり 私は受付に大きな声で挨拶された。
「一名で予約していた比奈内宗助です」
彼女は私が言う言葉を理解すると予定された。場所へ案内していた。しかし、私が通されたのはツインベッドであった。もう一人招待する予定であるが旅館へ事前に連絡を、していたためである。
私は持ってきた荷物を置いた。
「ワルシャワーとから話を持ふかって来るか」
民泊をすると若い女性へ話しかけた。
私は外国人のコミュニティーへ入った。しかし、彼らはキリストや十字架の話しはしなかった。彼らは自分が言いたいことを話すとその場から消えてしまった。
「ほんなやつ本当に居るんだ」
私が気になったのはその捨てられた缶である。缶は私の目の前で捨てられた。従業員が拾おうとしたところを私は拾いゴミ箱へ捨てた。
彼は二、三日過ごすと街へ戻る。彼は民泊の部屋は微かに杏の香りがした。庭には場違いな雑草があり従業員が草を取っていたので私も襖から外に出て手伝っていた。
「いらっしゃい」
窓に付けられたガラスは42枚であり部屋は50部屋あった。建物は二階建であり、二回の広さが一階の広さが1/3程度であった。一階が32部屋有り二階が16部屋有るためである。
二階が従業員用の部屋であり一部屋に一人ないし二人が住み込みで働いている。従業員用の一部屋は大きい部屋が17畳であり小さくとも10畳ある。
宗助たち客人が住まう部屋の住民と鉢合わせしないように左右の隅に階段が有る。また前後へ玄関を設置されていた。
真ん中に一本の軸すら無い螺旋階段が二階そして地下に繋がる一つの柱が有ることを聞いた。私は初め女将に接客された時に建造物の主な大黒柱であるとしか見えなかった。
「螺旋階段から二階へ上がっても良いですか」と聞くと断られてしまった。私がサウナに入り身を整えた後に女将が暇そうにしていたため話していたからだった。⑤しかし、私には聖堂のロフトへ行くために作られた支柱の無い螺旋階段に見えた。
たまには街を離れて休みたいと9人を置いて田舎の夜の街を見に来る。月が綺麗で三日月の事を思い出しながら、ふかふかの布団で眠るのだった。
「ゴーストタウンに民家を建てた掘っ立て小屋ですよ」
木組みの木材の板へ白いペンキで色を付け足した二回の床へ成る部分が左右、前後へ余す限り広がっていた。
宗助は辺りを見渡した。
「貴女は見つからずに建築することができましたね」
街を見渡し木々へ自然に話していた子供から石切りをしている子供を見ると細目に絞った。
「良い子にしていないとお化けに拐われちゃうよって、お母さんに言われなかった?お化け屋敷に居る幽霊に襲われてお化けの一員へされてしまう」
彼女は私へ吐息をかけるよう言う。
「私に母は居ないので」
吹き抜けから風が吹き女将の声が掠れて聴こえた。風が編戸から吹くと暑い夏風が涼しい冷麺に入れた後の一息に似ていたからだ
「戸籍を見る程田舎の人達へ目を見る余裕はありませんよ」
曰く北米プレートがフィリピン海プレートとユーラシアプレートを巻き込んだ。太平洋プレートが引き起こした大地震は断層の集中的崩壊を引き起こし彼の都市へ大規模災害を発生させる。
断層は土遊びする砂場の土を溢れんばかり盛り返した惨状である。嘆いてばかりではだめである。
首都が崩壊したことにより首都機能が崩壊した。例えるならばパソコンの本体は有るがcpuが無い状態と同等である。
「竜宮城、、」
彼は歯並びの悪い子供を見ながらわらに居るからだった。私はそこらの鶏から産み出した卵てカラメル色の炒飯を作ってやった。
「桃太郎で流れていた桃を捌くお祖母さんとお祖父さんの家が狭い古民家なんて誰も言っていないわよ」
私はぎょっとすると女将を見ていた。
冷気が私の足を冷やしたのは風鈴の音が鳴るからか冷や汗が体の隅々の穴から体を冷やすためである。
「私は家へ帰るとします」
新幹線を乗ったのは十二時であった。私が街へ着いたのは十五時である。寒空へ雪が降っていた時より私は夏の風に吹かれ涼しい山を見た。
「私のこれは同情ではない!価値を持つものに水を与える作業である!」と言い切った女将の声が聴こえた。
山は柔肌が出て幹のようにも見えた。私は大樹の根幹へ居るのだ。根を張った木の根を見ると、自分の手が細く見えるのはなぜだろう。
女将さんはクスッと笑ったことも風鈴が一輪吹いたことも受付はつゆ知らずもう一度大きな声で宗助を出迎えたこと、過去であるからして私は可笑しくなりわらった。
宗助は善意で従業員である女性を手伝っていた。しかし、彼女の右手に有った飴玉にも興味があった。彼は緑が生い茂る雑草をひっこ抜いたのだ。
私は座敷で古座をしながら飴玉を舐める。それは私が彼女へ施した善意を孕む味を思い出し舌なめずりをした。
私は子供に伝えたいのは個人の域である。私は個人の域を出た事はない。で、あるならば共有意識を持つべきだと考えられるからだ。




