手記
-新月の手記より-
『太平洋ベルトに発生した工業地帯である。ベルトに発生した清廉所は明治より点在している工業のオマージュである。
せいれん所から言う所へ話していたが話していた。私は彼女へ話をしていた。私は彼女へその言葉を話していたそれだけではなく、彼女へ話もしていたかも知れない。
せいれん所は私が話をしていたところへカナリアが言って来たものである。』
私は口酸っぱく会話へ入るなと言うがしかし、カナリアは見てくれを重視するだけで宗助の話など聞いて居なかった。
『新月は通空用ダクトから通るようなことはせず「スルガ」からの直通で通る地下ロータリーからエレベーターを使い移動していた。
忌々しことだ。将来は自分の地位へ就かせると言ってきたのだ。新月は腕時計の針を叩いたりしていた。京子をイチョウ街から引き離したのもゆくゆくは自分の地位へ就かせるための勉強を施すためだ。
そう、京子へ一目惚れをしてしまったのだ。捨て子を拾い上げ愛着を持ったのが理由であると誰が予想できただろうか。
狂気じみた脳の実験を娘にさせること事態正気を疑うが、俺のキャリアに傷が付かないのであれば精々頑張ってくれと思う。
もうそろそろ着く。私の任務はアルバスと森下の脳と神経を回収し楕円形の容器へ入れることだ。そうすれば少なくとも3世代に渡り保存が可能である。
近々大規模な回収があると言ったが今手に持っている機械に入っている新型の培養液へ交換だろうか。まあ、俺には関係の無いことだ。現場の施設の整備点検をして定時に帰り給与を貰えればそれで満足だ。
しかしネックなことがあるとすれば就業している8時間を地下で過ごすことと、気色悪い脳の集合体と一緒に食事をすることだ。ガラス越しとは言え気持ち悪い。気持ち悪いから後ろを向いて食べている。
幸いテレビが有るため買ってきたDVDを見て買ってきた弁当を食べられるため困っていない。』
丁寧な文でかかれている。
『畜生今日行ったら変な侵入者が居たから来て見たら突然居なくなった。俺が気絶している間に何か有ったのか?丁からは病院へ行くよう進められたが、外へ出るまでには時間が掛かるし緊急脱出ようのエレベーターは機能しないから大変な目に有った。どうにか始末書は書いたが上司から連絡はない、始末書を渡すときも無表情だった。どうにか減給だけは免れますように』
少し文体を崩して書いてあった。




