闇の奥(後編)
登場人物
比奈内宗助
安堂真人
カナリア=バーン
アルバス
星野京子
右京
森下
アルバスは京子を拘束した。彼女は宇宙の恐怖、脳を使った非人道的実験をされた被験者の追体験をされたのちに牢屋に収監された男の末路を見た。
彼女は抵抗しようとしたが、夢から覚める途中男と目が合ってしまった。
「どうして」
激しい苦痛の中実験に耐えれるよう拷問されたのだろう。男の目に気圧されその場からパニックになり当たりまわる。
「やめろ、止めるんだ」
アルバスが「魔法」を使っても彼女は一向に止む気配はなかった。押し問答になりアルバスの胸ぐらを掴む。彼女は中心の一番電力量が多いいてすらコイルの中心に行く。
「貴方は許さない、貴方は許さない、ここにいる人たちに償いながら死になさい」
発狂した彼女に言葉など通じず速やかに彼を掴んでいる手は放たれた。そこで彼女は我に帰る感情的になった事を驚いている暇もなく、アルバスは高電圧に焼かれ死んだ。
「私が寝ている間に何が有ったの?」
部屋は散乱していた。特に証拠となる論文は風に吹かれたよう床や精密機械の上に散らばっていたことに絶句した。
「嘘でしよ」
カナリアの目の外側に有る瞼はついにあいたと言っても過言ではなかった。カナリアの眠気は覚めた。京子は下を見ると宗助とカナリアの二人が合流しているのが見えた。また、真人がその後ろからプールを縦断し宗助とカナリアと合流しているのがわかった。
「乱雑に置いて」
貴重な資料が汚れないよう彼女が持って来たポーチバックの中へ資料を整理し順番に入れた。二十分達だろうか?資料を整理すると大きなため息を着く。ポーチの鍵を閉めた。
「勝ったんだな」
ボロボロになりながらも宗助は一人で立ち上がった。真人は後から来たのか、宗助の肩を持つ。それをみてわたしの顔は朗らかになる。
カナリアが気絶する前に彼女は「魔法」を宗助にかけていたのである。『身体強化』の魔法は宗助の体を強化し身体能力を向上していたのだ。
カナリアは階段を降りて一階へ降りた。体は重たいが「宗助」と「真人」の安否が気になってしまったからだ。彼の安否が気になった恐らく、実験データを記録したメモリーは彼が持っていると判断したからである。
「京子もこっちに来ているみたいだし」
音が聞こえた。闇の奥から大柄で固い顎をした男が拳銃をホルスターに納めて帰ってきた。その手には『実験データ』が入ったフラッシュメモリーが携えて有った。
「宗助!」
カナリアは階段を降りて一階へ降りた。体は重たいが「宗助」と「真人」の安否が気になってしまったからだ。
カナリアは彼の手の挙動を一挙手一投足矛盾なく心配していた。
京子はイメージを膨らませると自分が浮いていることが分かった。しかし、このままでは自分がどこに居るのか分からなかった。そこで、前と言う概念を付け足した。
すると前に進んだのでそのまま宗助たちの居る所へ進んだ。宗助とカナリアは相変わらず仲良くお話しているようだった。
「カナリアのおかげだよ!」
彼女は彼が持っているフラッシュメモリーに手を伸ばふと、宗助は手を挙げた。彼女の目が一瞬で有るが宗助には猛獣の眼光に見えた。宗助は殺気を感じたが目を離すことは無かった。
「どうしてそんなことするの?」
彼女は急に不機嫌になる。何故だか喜んだと思うと急に不機嫌になり喜んだりしてた。伸びをしたり手を挙げたりしながらちらりと見た。
「君にこれはあげる訳には行かないから」
彼女は宗助の頬を叩かんばかりに近づいた。しかし、宗助は目を反らすどころかその茶色の瞳と目を合わせていたのである。
「訳わからな事言っていないで私にあげなさい」
彼女はそう言うと手に有るフラッシュメモリーに手を伸ばす。カナリアの手がフラッシュメモリーに触れた。宗助の手から引き離そうとする。
しかし、宗助の強靭な手により腕力で引き留めた。拮抗すると体力的に明らかであるが腕力で負けて宗助の手に残った。
「おっと、その手にはのらないぜ!お前は結局のところ俺の喜怒哀楽を揺さぶり、手元に有るフラッメモリーを盗ろうとしているために、惑わしているわけだからな~」
「君の目的はそのデータ72だろ」
彼女は頭の脊髄の部分にあたる肉が逆撫でし背筋が伸びたようだ。その結果鼻から大量の空気を吸い目を大きく開いた。典型的な図星な人の顔であった。
「まあ、しょうがないわね」
しかし、フラッシュメモリーより魅力的な技術が有った。テスラコイルである。この時点で二つ目の目的は達成された。
分厚い銅人間巻かれた鉄が話に聞いていたより厚い銅へ誘導され電子が活発に動いた。
使用するのは厚さ6cm以上の銅板と60メートル程度の真ん中に穴が開いた鉄の支柱だ。銅に誘導された電子が分離し加熱することが離散する可能性があると考えるためである。
空中に存在する空気を電気よりを暖める装置である。空気が電気の誘導より円形の輪を描き高速で回転するため暖まるからである。
空気中に巨大な電子レンジができる状態から加圧しただけ電力を抽出するためだ。
以上によりテスラコイルは実際に存在する空気と電子の関わりより熱を発生させる装置であると考えるのである。
真人と京子や宗助は脳の上を横断し中心の球根の頭のような中心部の部分へ行った。宗助は手を伸ばす。膨らみが湾曲する部分に手が当たる。手で人撫ですると砂埃処か埃すら無かった。
「大きいな」
カナリアは上を見た。彼女はワームの目のであると錯覚したのは球根の枝の部分に所々斑点が見えるためである。
「横には何が有る?」
真人は横をぐるりと一周した。耳は駆動音と微妙な鼓動音を聴いた。手で触ると微かに生暖かい感触がして、慌てて手を離した。宗助とカナリアへ報告しようとすると左から周り帰ろうとすると『レバー』が見えた。
「皆レバーが有るよ!これで帰れるかも」
『レバー』は彼女の横に有る。真人は宗助に知らせるよう指を差した。京子は真人がレバーが在ると皆へ知らせるよう勘違いし皆へ周知する。
「本当だお手柄ね、京子!」
『レバー』は円柱の取っ手が横に着いており、長方体の支柱が支えている一般的なレバーである。しかし、レバーには黄色と黒色の縞模様を模したテープが張られており、いかにも危険そうである。
「もう、この地下施設に用事は無いから早く帰りましょう」
宗助はカナリアの提案に頷いた、しかし、地上に変えるのを渋ったのは『レバー』と「エレベーター」の関係性と後ろに在る「脳」の存在であった。
「どうするかもう少し考えさせてくれ!」
宗助は京子に許可を得ると機会仕掛けの終焉の中を歩いた。
勿論、全てをぶち壊し夕焼けの空を清々し気分でまた見たい気持ちは有りゆる。しかし、「アルバス」や「森下」の気持ちを考えるとこのまま来た道を引き返す方が良いと考えるように思えた。
宗助は少し歩くと多量の疲れに見舞われた。眠気にも襲われたが一番の問題は「空腹」であった。宗助はどうしようもない空腹感に襲われ、逆に眠気が覚める。自身の部屋から出て行く時に『弁当』を持って来たのである。
しかし、森下の乱入により食べる時間がなくなってしまったからだった。宗助はカナリア達に申し訳ない気持ちになりながらも炒飯を食らう。
私は脳が詰まったプールを見ながら飯を食べた。「黄金比」宗助は独り言のようにこたえた。しかし、京子は聞こえなかった。で、あるが密閉されていたと言われて居る空間に風が起きた。
「そっか!」
彼はそう言うと彼女へ話を話していた。「そっか!」と言うから彼女達へ戻る。彼女へ話していた終末の景色は宗助から見たら平面へ描かれた脳に見えた。
「帰ろうか」
彼女たちへ帰る意志を示した。彼女達はコイルの機能を停止するため、脱出用のエレベーターを作動させる電気を生成し機能を停するからである。
「じゃあ、行こうか」
カナリアはレバーを引いた。それはカナリア、京子、カナリア、真人には後ろへ引いたように聞こえた。エレベーターは鶴が模式であった。
「1と書かれている」
エレベーターは元々「1」と書かれており、「0」となり、エレベーターには「-1」と書かれるようなった。エレベーターに乗ろうとする。
「-1になった」
エレベーターに話を話していた。エレベーターの中あるいは辺に話していた。三角形の話をしていた絵が幾つもの羅列を見ていた。
「見て~これ!」
彼女が裾を引っ張り外を見た、宗助も真人も外を見た。最初、京子は光に見えた。しかし、白なら黄色、赤なら青色、と言うようにパーターンニングするだけであった。
「金や白銀」
光が金色に似た白銀の色をしたホタルの淡い色が見えた。「生きていた」と直感的に感じた。本能が生命に近い存在であると考えるようなる。
「0に行った。」
蛍の淡い光に推され宗助は地上へ向かう。そして、光は「アルバス」と「森下」に光が発生し淡い光が彼女へ当たった。
「日が延びている」
『1』の表示がされた数秒後に私は頭が巨人に頭を押さえつけられた感覚がした。私は戸が開かなくとも西日であることが容易に感じられた。
「西日だ!」
紅色の日は彼女に話しかけているようだった。西日は木組みの短冊が影を落とし、目に黒い影が当たった。右京が目を輝かせその短冊から外を見た。
宗助は右京の横の短冊へ手をかけた。夕日は遠くから日を当てカナリア、京子、宗助を紅い色で塗った。外はイチョウが吹いており下には銀杏が落ちている。
「何か知っているの?自分は6年前に観光のため、来ただけだから、わからないが」
右京は右奥の襖を開けた。そこには着物が単軸へ掛けられている。もう彼の顔に紅色の陽は落ちていなかった。
「九勝祭から彼女を引き離すため更衣室から一緒に逃げました」
右京は口を尖らせて耳の奥へ力が入った。しかし、聞くべきことも見えて来た。宗助は手に持っていたフラッメモリーへ目が入った。そのめへ少し細くなる。
「私は今から三年間前でした」
宗助は目を細目ながら冷たい冬の滝へ身投げした記憶を思い出す。あの時は二人であった、しかし今は地下の施設に骸となり転がっていた。
「実は森下との決着は前々から予感しておたんだ。そして最後は取っ組み合いの喧嘩になることもね。その場しのぎでどうにかなる人ではないと分かっていたから、どっちが死んでも大丈夫な場所で戦いたかった」
宗助は苦々しく言ったがどこか慈しむように見えた。京子は最後に自身が宗助に初めて助けられた滝に行きたいと言う。
宗助は渋ったが案外乗り気になり行った。言うのも雑森林の奥に昔は、無かった立ち入り禁止の張り紙が有ったためである。
真人は「行く?」と言ったが京子は「行く!」と言った。京子は一瞬躊躇が不安を振り払うためおもいっきりけった。
雑森林はリスやタヌキが見える木の群生地帯になっていた。雑森林の奥には昔使わなかった橋があった。今の私にとってはこの木で出来た橋は新品であり渡るには何ら問題ないことが分かる。
しかし、昔はそこまであたまがまわらなかったことが滑稽でつい笑ってしまった。好奇心から選択しなかった道がどのような場所へ続くのか知りたくなった。
私は橋へ足をかけてみた。軋む音がした。しかし、右京は構わず進む。軋むごとに体が、揺れるが私は彼女のことを思い出しながら、前へ進んだ。
宗助はそれを見て橋のロープが巻かれて居る部分が下へ落ちそうになった。橋を渡り切ると、体は旗から見て闇の中へ消えて行く。
私は意を決し中へ入る。私はその場所が有る一人の墓場であることを悟る。その墓標は名が書かれて居なかった。しかし、苗字が天童と言うことまた、私よりも二回り大きい袴が置いて有ることに涙した。
また、右京にとっては薄暗い殺気に飲み込まれていた当時に比べ丸くなったと思う。
私は涙を見せるよりも先に皆の居る場所へ帰った。私は彼女へ言うか困ったが笑ってごまかした。
「宗助何やってるの、早く帰ろう」
そう言うと彼女は周りながらもその秘密にしていたフォルダの中身を見せてくれた。中には地下施設を上から取った写真や『研究室』ないし『脳を閉じ込めた箱と脳』が写る写真を保存していた。
「私の第二の目標は能の集合体をこの目で見ること不思議よね上から見て見ると一個の脳の型をしている」
宗助は顎に手を当てその画像をじんまり見て。おそらく森下ならこう言うだろうと考えて。
「探し物は見つかったかい」と言う。それに「ああ」と返すしかなかった。
宗助はそう言うと胸を張って答えた。
「一つ一つの脳のブロックが人間の能の大雑把な部位と連動しているのでは?栄養で培養液が栄養で中の配線が伝達細胞で脳がニュートラル、コイルが神経だと考えるかな」
カナリアは彼の言葉を聞くとイチョウマの滝を後にした。
アルバス
アルバスが『コイル』と言っていたものを起動させる。それはレバーによる開閉装置より起動することが可能である。
「これより装置は起動する。地球が割れるのだ!」
アルバスは笑って言う。それはあまりにも痛々しく思えるよう見えた。
「宗助は姿を眩ませろ!」
アルバスは彼女に話をしていた。
「どうだ!お前のことをわざわざ話してやった」
アルバスは陽気に話す。
「全てはこのコイルを試験運用するため作られた。」
彼女に話をしていた。
「私はその言葉を見せてはいけなかった」
私はアルバスの裾を掴んだ。アルバスは話して欲しいと手を払おうとした。
「テスラコイルは失われた技術であると考えていた」
アルバスの手は皺ができており、何とも老人のようだった。アルバスは手の内に有るコイルを二つ近づけた。するとコイルはお互いに電流を流し始めたのである。
「私には」
「一度人がつくったのだから実際に有る写真なりから構造を逆算すれば良い」と言う。




