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3話 ポリスエマージェンシードリンク

抵抗するなら怪我するぜ!!

「動くな! マスクザダーク……逮捕する!!」


「だりいからほんとに動くなよ怪我するぜ」


 警察が俺の動きに気づいたのか家までやって来たようだ。

拳銃を突きつけられた俺は同時に指先を拳銃に見立てて刑事に突き立ててやった。


「何のつもりだ!! マスクザダーク!!」


「こうするつもりだよっ……気づいちゃったかな? 刑事さん?」


 俺は頭が可笑しくなる系譜を唱えた。すると刑事たちはお互いに馬鹿になり裸でプロレスごっこをし始めた。

 限界までふしだらに気持ち悪くしたけど刑事の中には女性もいた。ご愁傷さまですね本当に。


 俺は闇夜の繁華街の中に躍り出て酒屋でスルメの干物と一番搾りを買った。


 ついでにウェルチを買いたかったが、どうやら品切れみたいだ。

 葡萄ジュースはいつの世でも人気のようだった。


 そして殺されるような非道な最後を遂げた愚か者を始末した。


 汚染に充ちたバッドマンを叩きのめした。


「お前がマスクザ・ダーク!? やめてくれ!! 見逃してくれ頼む金ならいくらでも出すから!!」


「金には興味がない」


「じゃあ女か!? 女をくれてやる俺のお下がりの奴隷だがな! グヘヘッ中々締まりがいいぞ?」


「糞みたいな外道には最後がお似合いだ……」


「ああっ!? なんだとてめえここまで譲歩してやってるのに!! ならばこれでも喰らえ!!」


 男は拳銃を取り出して俺に向けてきた。迷わずに撃ってきて俺は弾を掴んだ。


 そのまま前に行き首の骨折る。

 地獄にでも行きやがれこの外道めが。


 奴隷の少女を解放した。


 みな何度も犯されていて目が死んでいたが俺の与えるエナジーポーションで精気が戻ってきた。

 不思議と奴隷の一番若い少女が俺についていきたいと願い出た。


「私はアナです。あなたのためのアナです。好きに使ってください。私は最後まで抵抗して未使用品ですから」


 アナ……自分を大切にしろよ。まあついてきたいのならついてくるがいい。


 人間も精神が汚染されているようだ。この汚染された世界で人々は病魔と戦っている。

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