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2話 ヴィルスモンスター
不完全な形だ。それだけ皮肉的に呼びたい。こいつらは病原菌の塊だ。それだけ世間から隔絶した存在だ。
体は不潔で他人を攻撃するし、武器を携帯している。しかもなんだがわからない波動を放っている。存在が不気味だ。この暑いのにマスクをつけているし、意味不明な存在だ。
「おい、人間? 何故にお前はマスクをつけているそんな変なマスクを?」
「変なマスク? かっこいいだろこれ? 変なのはお前だ! モンスター!」
モンスターはマスクをつけているくせにこちらのマスクに文句を言ってくる。変な奴らだ。そんな奴らを俺は治療したい。そんなことよりポーションというものを発見した。これを飲めばヴィルスモンスターの毒攻撃を防げそうだ。
だがこの薬自体なにか嫌な予感がする……
俺はとりあえず1回飲んだ。体に異常はない。
その後退治して家に帰れる。
数日後、ポーションは安全だと確信した俺は道端で拾ったポーションをみんなに配っている。
マスクを付けて欲しいと言いながらポーションを渡している。
なおポーションが後で金になることをしったが俺は無料で配り歩いた。




