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第二十一話 改造

おじいさんトカゲに買えそうな武器を見繕ってもらった。


おすすめは、


・格納式 小型電動ノコギリ 500 €

・格納式 ハンドガン 890 €

・格納式 ミニバーナー 350 €

・格納式 スタンガン 200 €

・近距離(直径800m)レーダー 100 €


だった。(€=ユーロだ)


報奨金は、指輪から利用することが出来るらしく、確認用カートリッジにかざすと、


「1500 €」


と表示された。


所持金と何が買えるかは理解出来た。


武器は、どれも、炊飯器の中にしまうことができる、敵に手の内を隠すことが出来るタイプだ。


レーダーは近くにいる機体を発見出来る、とのことだった。


800メートルってことは、高円寺から新高円寺くらいか。


有効射程は直径なので、長めの商店街くらいなら包んでしまえるな。


割と広い範囲な気もするが、山の向こうまで索敵できるようなものでもない、ということか。



他には、


・格納式 酸素生成ユニット 700 €

・格納式 汚水浄化ユニット 300 €

・格納式 ジビエ処理保存ユニット 800 €

・格納式 中型動物向けトラップ 150 €

・格納式 簡易テント €

・大型銃各種 1200〜 €

・中型レールガン 5000 €

・外付け飛行ユニット 20000 €

・レーダー無効化 30000 €


あたりが紹介されたものの中では気になった。


レーダー無効化は早くあったほうがいいんだろうな。あるいは山籠り用装備を整えて、レーダー外に出るか。




俺は非殺傷兵器としてスタンガン、脅しと実力行使のためのハンドガンをそれぞれ購入することにした。


サバイバル装備も魅力的だったが、流石にさっきの事件の後だと現状の装備は不安すぎた。



指輪でじいさんに支払いを済ませると、じいさんトカゲがマイクの時と同じように指を落として中から工具を出した。


これで、動けて喋れて戦闘も出来る、多機能炊飯器に進化するはずだ。


炊飯器はまだ寝息を立てている。


じいさんがタダでくれたタイヤから取り付けはじめると、炊飯器は目を覚ましたのか、徐々に息を荒くした。


「んっ。 チュイーーーーン。 ふぅ。 チュイーーーーン。 あっ。 チュイーーーーン。 あっあっ。」


じいさんが取り付け作業をしている間に炊飯器が気持ち良さそうな声をあげはじめる。


工事音に嬌声が混じる様はなかなかのシュールさであった。


炊飯器はボディをくねらせながら何らかの感情に身を悶えているようだった。


「チュイーーーーン。 ダっダメっ! チュイーーーーン。 あっ!はっ! チュイーーーーン。 チュイーーーーン。 チュイーーーーン。 チュイーーーーン。」


炊飯器は、少し痙攣したあと、あまり動かなくなった。




改造工事は無事完了した。


ゴムタイヤと、格納式武器が二種類追加された。



この炊飯器はあれだな。


何かある度にエロい声を出してしまう、ちょっとネタ枠ヒロインだな。


ネタ要素は見た目が炊飯器なだけで十分過ぎるのだが、不幸なことに要素が重なってしまった。


その結果、誰も幸せにならない悲しいモンスター(喘ぐ炊飯器)が生まれてきたということか。


なんだこれは。




でも声は可愛いので妙に興奮した気もする。


目の前にはぐったりしたヒロイン(炊飯器)が、横たわっていた。

ちょっと更新休むかもです。

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