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京大のタテカン  作者: 小島 剛
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大学の在り方への私的な提言ーー万人直学・生涯一学徒・学権分離

 大学を考えるにあたり、あらゆる国民に学にアクセス権利があるという原則に立ち、現在の大学を順次「万人直学の大学」へ大幅に改組したらどうかと提言する。



・入試、学位、常勤教員を廃止し、来たい人が来てすべてヒラ研究員として研究を行う。


・学術能力と学内権力の完全なる分離。


・研究設備の利用や理財の問題として事務員を置く。事務員は仕事を別に持つか、「万人直学の大学」における研究習熟度のピア・レビューで選ぶ。


・何年いてもよいが、何年いても基本的にはヒラ研究員。万人一学徒。


・ゼミ・講義は自発的にヒラ研究員が組織する。類似のことをやりたい者は、自分で事務に行き、教室をおさえるなどして、自分で勝手に開催する。


・医師、薬剤師、法曹などの育成に関しては、職業学校などにおいて別に行う。


・「万人直学の大学」の意思決定機関は研究熱心な人を互選で選ぶ。


・来たくない人は来なくていい。


・企業はすぐインターンを始めるので、中卒・高卒で採用あるいは企業が必要時に必要人員分を適宜採用する。シューカツの否定。


・社会全体の問題になるが、ワークシェアなどを利用し、週休3日程度の社会を想定する。


・高価な研究機材を使用する人のために、

1、国都道府県市町村等からの交付金を得る。

2、補助的にカネのかからない研究をする人も応分を負担する「学講」を創設。


提言についてはご意見・ご感想等を賜りたいと存じます。反論や批判でも構いません。


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