左の頬を差し出しなさい
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ローマ13:1
すべての魂は上位の権威に服しなさい。神によらない権威はないからです。存在する権威は神によってその相対的な地位に据えられているのです。
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政府や役所、警察など権威ある者に従いなさい。という教え。
「カエサルのものはカエサルに返しなさい」ともあるように、税金など国で決められていることに従い、敬意を払う。とはいえ相対的に。
閉じ姫34話の場面で
主人公も屋敷に雇われている身として、旦那様や奥様、ご子息に敬意と服従が求められてるので、フロンは怒りつつも、冷静さを残し、丁寧な言葉遣いに努めました。
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ローマ12:
17だれに対しても,悪に悪を返してはなりません。すべての人の前に良いものを備えなさい。
18できるなら,あなた方に関するかぎり,すべての人に対して平和を求めなさい。
19わたしの愛する者たち,自分で復しゅうをしてはなりません。むしろ神の憤りに道を譲りなさい。こう書いてあるからです。「復しゅうはわたしのもの,わたしが返報する,とエホバは言われる」
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あなた方は、人を裁いてはいけません。
裁くのは神の行為です。
主人公は殴られても殴り返さないように展開したのは、この聖句から。
言葉遣いも、口汚い言い方は避けるように心がけました。とは言っても聖書の中でも最大クラスに「姦淫」は非とされてるので、主人公も止めるために発言内容は厳しいものですが。
有名なのは、
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「邪悪な者に手向かってはなりません。だれでもあなたの右のほほを平手打ちする者には,他のほほをも向けなさい」
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というイエスの言葉ですね。決してマゾだからではなくw
侮辱されても、喧嘩を買うことはしないようにということ。同列になってはならず、凛としていなさい、と。
それから月日が流れて、イエスが無罪にも関わらず有罪にされる時、殴られたりしても凛とした態度でやり返すことなく、神と約束した通り生まれてから死ぬまで人を傷つけず、罪を犯さなかった本当にかっこいい姿だと思います。
いろいろ聖句をあげつつ、ボコボコにされ逆境に立つ主人公が好きだから、やられまくる展開にしたというのもあるんですけどね(´∀`*)ウフフ
恋敵と主人公が同列にならないように、注意しました。たとえ一方的に殴られたとしても、かっこ悪くないんだって学べた点でした。何よりも、悪に悪を返さなかった正しい行いは神が見てくれている、という自負になる。
喧嘩し合っても解決できませんし!