表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
閉じ姫と聖書  作者: 発芽
2/9

2、夫と妻の役割



フロンとライアは結婚していないけど、孤児院では幼い子達のお父さんお母さん代わりとして、過ごしていたので夫婦的な距離感で書いてました。


理想の夫婦とは…?


やっぱり私は聖書の教えと、それに見習って生きているクリスチャンの先輩夫婦たち。

とは言え、聖書に書いてあるから、そのままケンカの無い素敵な夫婦になれるわけではなく、お互いに許し合う精神とか、和解するために歩み寄ることなどなど、どこの家庭にも「患難」はあります。




☆☆


エフェソス人への手紙5章


28夫は自分の体のように妻を愛すべきです。妻を愛する人は自分自身を愛しているのです。

29自分の身を憎んだ者はかつていないからです。むしろ人は,それを養い,また大切にします。

33あなた方一人一人も,それぞれ自分を愛するように妻を愛しなさい。一方,妻は夫に対して深い敬意を持つべきです。


☆☆


男性はどちらかというと、敬意を示される方が嬉しいらしいです。

女性は敬意よりも愛されることが嬉しいみたいです。


そして、男性には「頭の権」がある。

それは女性よりも決定権があるということ。だからと言って、自分の益になることだけを求めたり、横暴に扱ったり、妻を蔑ろにした決定は神から嫌われます。家族を守る責任を任されているので、それを自覚した決定が求められている。

妻は、そんな夫を支える立場にある。でも口出ししちゃダメなわけじゃなくて、「こうしたいな〜」ってリクエスト出しても大丈夫。



ライアもフロンに対して、文句言ったり逆らったりせずに支えてるように書いてる……つもりですw

家事出来なくてもバカにしないし、字が読める部分は尊敬してる(……待って、尊敬してる描写あったけ?? あ、こっそり書き直しておこっと)


フロンもライアを大切に扱ってます。相手が女性だからって、見下していいわけではないのです。ただ、「自分のことのように妻を愛しなさい」という点では、フロンは自分の事をあまり好きではないので、他の誰かを愛することも多少難しいのかもしない。自分を否定したり、心に余裕がなきゃ、相手にも理不尽に我慢を強いてしまうのかな?

いつか本当に夫婦になれた時に、フロンは成長してくれたらいいなぁー。




☆☆

・創世記2章18節

次いで神は言われた,「人が独りのままでいるのは良くない。わたしは(アダム)のために,彼を補うものとなる助け手(エバ)を造ろう」



・マタイ19章4節

イエス]は答えて言われた,「あなた方は読まなかったのですか。人を創造された方は,これを初めから男性と女性に造り,

5『このゆえに,人は父と母を離れて自分の妻に堅く付き,二人は一体となる』と言われたのです。



・ペテロ第一3章7節

夫たちよ,同じように,知識にしたがって妻と共に住み,弱い器である女性としてこれに誉れを配しなさい



☆☆


例えでいうと、舵取りは2人では出来ないのでハンドルを握るのは夫だけど、助手席でサポートするのは妻の役目。2人では一つの車に乗って、どこかの行き先に一緒に仲良く向かって生きていく感じです。

ハンドルを取り合いしては、事故りかねません。



改めて確認してみると、フロンはもう少し、「ライアはどうしたい?」とか聞いて上げても良かったかもしれないと思った。距離を置きたいために、有無言わせず勝手に決めているような…?

フロン、もう少し余裕を持とう!

でも、フロンはライアを「弱い器」として、乱暴に扱わないでいように務めてます。男と同じ扱いをしては壊れてしまいますからね!


女性は、身体能力が低いとか弱いから扱い辛いとか、そんな見方ではなく、男女向き不向きがある。男性は周りを見渡す能力、責任感、いざとなったら人を守れる腕っぷしがある。女性は感情移入や癒し、縁の下の力持ちな事が得意。


どっちかが勝ってるとか、必要ない、劣ってるとかそんなの言いっこなし!

お互い自分の発揮できる能力を使い、助け合う存在を意識して、小説を書いていきたいです。





☆☆


コリント人への手紙 第一


21目は手に向かって,「わたしにあなたは必要でない」とは言えず,頭も足に向かって,「わたしにあなた方は必要でない」とは言えません

22それどころか,実際には,体の中でほかより弱く見える肢体がかえって必要なのであり,

23また,体の中でほかより誉れが少ないと思える部分,これをわたしたちはより豊かな誉れをもって包みます




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ