2、夫と妻の役割
フロンとライアは結婚していないけど、孤児院では幼い子達のお父さんお母さん代わりとして、過ごしていたので夫婦的な距離感で書いてました。
理想の夫婦とは…?
やっぱり私は聖書の教えと、それに見習って生きているクリスチャンの先輩夫婦たち。
とは言え、聖書に書いてあるから、そのままケンカの無い素敵な夫婦になれるわけではなく、お互いに許し合う精神とか、和解するために歩み寄ることなどなど、どこの家庭にも「患難」はあります。
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エフェソス人への手紙5章
28夫は自分の体のように妻を愛すべきです。妻を愛する人は自分自身を愛しているのです。
29自分の身を憎んだ者はかつていないからです。むしろ人は,それを養い,また大切にします。
33あなた方一人一人も,それぞれ自分を愛するように妻を愛しなさい。一方,妻は夫に対して深い敬意を持つべきです。
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男性はどちらかというと、敬意を示される方が嬉しいらしいです。
女性は敬意よりも愛されることが嬉しいみたいです。
そして、男性には「頭の権」がある。
それは女性よりも決定権があるということ。だからと言って、自分の益になることだけを求めたり、横暴に扱ったり、妻を蔑ろにした決定は神から嫌われます。家族を守る責任を任されているので、それを自覚した決定が求められている。
妻は、そんな夫を支える立場にある。でも口出ししちゃダメなわけじゃなくて、「こうしたいな〜」ってリクエスト出しても大丈夫。
ライアもフロンに対して、文句言ったり逆らったりせずに支えてるように書いてる……つもりですw
家事出来なくてもバカにしないし、字が読める部分は尊敬してる(……待って、尊敬してる描写あったけ?? あ、こっそり書き直しておこっと)
フロンもライアを大切に扱ってます。相手が女性だからって、見下していいわけではないのです。ただ、「自分のことのように妻を愛しなさい」という点では、フロンは自分の事をあまり好きではないので、他の誰かを愛することも多少難しいのかもしない。自分を否定したり、心に余裕がなきゃ、相手にも理不尽に我慢を強いてしまうのかな?
いつか本当に夫婦になれた時に、フロンは成長してくれたらいいなぁー。
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・創世記2章18節
次いで神は言われた,「人が独りのままでいるのは良くない。わたしは彼のために,彼を補うものとなる助け手を造ろう」
・マタイ19章4節
イエス]は答えて言われた,「あなた方は読まなかったのですか。人を創造された方は,これを初めから男性と女性に造り,
5『このゆえに,人は父と母を離れて自分の妻に堅く付き,二人は一体となる』と言われたのです。
・ペテロ第一3章7節
夫たちよ,同じように,知識にしたがって妻と共に住み,弱い器である女性としてこれに誉れを配しなさい
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例えでいうと、舵取りは2人では出来ないのでハンドルを握るのは夫だけど、助手席でサポートするのは妻の役目。2人では一つの車に乗って、どこかの行き先に一緒に仲良く向かって生きていく感じです。
ハンドルを取り合いしては、事故りかねません。
改めて確認してみると、フロンはもう少し、「ライアはどうしたい?」とか聞いて上げても良かったかもしれないと思った。距離を置きたいために、有無言わせず勝手に決めているような…?
フロン、もう少し余裕を持とう!
でも、フロンはライアを「弱い器」として、乱暴に扱わないでいように務めてます。男と同じ扱いをしては壊れてしまいますからね!
女性は、身体能力が低いとか弱いから扱い辛いとか、そんな見方ではなく、男女向き不向きがある。男性は周りを見渡す能力、責任感、いざとなったら人を守れる腕っぷしがある。女性は感情移入や癒し、縁の下の力持ちな事が得意。
どっちかが勝ってるとか、必要ない、劣ってるとかそんなの言いっこなし!
お互い自分の発揮できる能力を使い、助け合う存在を意識して、小説を書いていきたいです。
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コリント人への手紙 第一
21目は手に向かって,「わたしにあなたは必要でない」とは言えず,頭も足に向かって,「わたしにあなた方は必要でない」とは言えません
22それどころか,実際には,体の中でほかより弱く見える肢体がかえって必要なのであり,
23また,体の中でほかより誉れが少ないと思える部分,これをわたしたちはより豊かな誉れをもって包みます