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黎明の魔導姫  作者:
冒険の始まり
6/6

5、記憶を知る者

旅の三日目。

エリシアとカイルは、雪の国を抜けて南へ向かっていた。

白銀の世界が終わり、風の香りが変わる。空気には土の匂いと、春の気配が混じっていた。


カイルが道端で叫ぶ。

「やっと雪から解放だーっ!」

「そんなに嬉しいの?」

「そりゃそうだよ。雪の上で寝るの、もう二度とゴメンだ!」


エリシアは首を傾げた。

「寒いのが嫌ってのは、”感情”なの?」

「もちろん!」

「...変なの。」

カイルは笑った。「君の”変なの”は、もう褒め言葉に聞こえるよ。」


そんな会話をしていたとき、森の奥から声がした。

「...そこで何をしているの?」


木の陰から一人の少女が現れた。

淡い青のローブ、長い銀髪。

瞳は冷たくも澄んだ紫色。

背中には分厚い魔導書が背負われていた。


「旅人?この先は学都リュミエール。許可のないものは通せないわ。」

「えっ、別に悪いことしてないけど?」カイルが肩をすくめる。

少女はため息をついた。

「悪いことをする前に止めるの。ーー私はセラ・アルヴェイン。王立学院の研究員。」


その名を聞いた瞬間、エリシアの紋章がほのかに光った。

セラの目が見開かれる。

「その紋章....! まさか....アーカディアの印?」

「知っているの?」

「もちろん。伝説の王家の紋章よ。でもなぜあなたがーーー」


セラはすぐに口を閉じ、目を細めた。

「...いいわ。話を聞かせて。」


こうして、3人の旅は始まった。

理屈で語る学者と、感情を学ぶ少女、そして笑う剣士。

冷たい理性と温かい心が交差する、新しい物語の始まりだった。

こんにちは、雛です。

テスト期間に入ったので、2から3週間ほど出せません。

次アップするときには、新しい作品が上がってるかも、、

お楽しみに!!

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