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黎明の魔導姫  作者:
冒険の始まり
3/6

2、陽の剣士

雪に覆われた屋敷を抜け、エリシアは初めて”外”の世界に出た。

風が冷たく頬を打つ。

痛みを感じるーーけれど、その痛みの意味がまだわからない。


道の先に、小さな村が見えた。

屋台の賑わい、笑い声、焼き立てのパンの香り。

エリシアは立ち止まり、静かにその光景を見つめた。

胸の奥が少し、ざわついた。


「おーい! そこのきれいな人!」

突然陽のような声が響いた。


振り向くと、茶色の髪をした少年が立っていた。

県を背負い、泥だらけの服。

それでも笑顔は眩しいほど明るい。


「ここらへんじゃ見ない顔だね。旅人?」

エリシアは少し考えてから、無表情のまま応えた。

「、、、、たぶん、そう。」

「たぶん?」

少年は目を丸くし、次の瞬間に笑った。

「へえ、面白い人だな! 俺はカイル。冒険者の卵さ!」


手を差し出されても、エリシアは握り返さなかった。

けれどーー何故か、その笑顔が頭から離れなかった。


それが、”心が動いた”最初の瞬間だった。

こんにちは、雛です。

楽しんでもらえたなら嬉しいです。

次もお楽しみに!

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