第六十四話 謝罪は感謝とおなじくらい大事なものである。
「えっと……事実なんですか、その、“黄昏の魔女”が殿下に呪いをかけたって」
「そのとおり、疑いようのない事実だ」
信じがたいマグノリアに、公王は頷いた。
何が信じがたいかって、聖戦の英雄ともあろう者が一国の王子に「死ねクソ」しか言えなくなる呪いをかけるなどというしょーもないことをやらかした、という事実がである。
そこに、何がしかの理由とか必然性が、感じられない。まるで、腹いせとか意趣返しとか気まぐれとか、そんな臭いがプンプンしている。
…が、まさかまさか聖戦の英雄殿がそんな真似……
「ありうるわね、あの人なら」
「ありうるのかよ!?」
実感がこもりまくりのアデリーンに、王様の前だと言うのに思いっきりツッコんでしまった。
「ありうるのよ。あの人、いつまで経っても子供っぽさが抜けないっていうか、遣り方が幼いっていうか」
「えええー……“黄昏の魔女”が…?」
世代的に、聖戦の英雄のことは学校で教わっているマグノリアである。
個人的な事情から、他の人々のようにそれらの英雄たちを手放しで褒め称え崇め奉る気分にはなれない彼女であっても、やはり憧れに近い感情を抱かずにはいられない。
イメージとしては、なんか凄く凄い人物!という感じなのである。
次々と襲い来る恐ろしい幻獣たちを、劫火で焼き尽くし氷雪で凍てつかせ雷撃で貫き、その絶大な魔力と類まれな魔導で戦場を駆けた、救世主。
ネームバリューとしては、ハルトの父親である剣帝リュート=サクラーヴァには劣るが、それでも十分に凄い人物なのである。
それが、“黄昏の魔女”ヒルデガルダ=ラムゼン。守り戦う者、という名を持つ、人類最強の魔導士。
それが、「死ねクソ」しか言えなくなるというしょーもない呪いをかけた、張本人?
「魔女と息子の間に何があったのか、儂もよくは知らぬのだ。息子に聞いてもこの調子であるし……」
「えっとそのー…筆談とかは?」
「それも試してみた。が、息子は筆記までも、「死ねクソ」しか記せなくなってしまっておるのだよ」
「なんだそりゃ」
しょーもないくせに随分と徹底してる呪いだ。
「おそらく、魔女との間で何かのトラブルがあったのだろう。少し前まで、息子は魔女の棲み処である森をよく狩場にしておったからの」
「…そこでお師匠とトラブって、腹を立てたお師匠に呪いをかけられた…って考えるのが自然ね」
「え、自然なの?腹を立てて呪いって、それ自然なの?」
公王とアデリーンの間には共通認識が確立されつつある、ようだ。
マグノリアは、完全に置いてきぼりにされている。
公子はと言えば、「死ね、死ねやクソ死ね」とかブツブツ呟いている。
「バセット殿、其方は“黄昏の魔女”の直弟子だと聞いた。であれば、師の呪いを解く手立てを知ってはおらぬか?或いは、師を説得することも出来はせぬか?」
相手が“黄昏の魔女”ともなれば、そこいらの上位遊撃士…第一等級だろうが第二等級だろうが…では話にならない。
しかし、只一人の弟子であるアデリーンならばもしかして…と公王が期待を持ってしまうのも無理からぬ話だった。
「前者に関しては、無理です。理論以前に、お師匠と私とでは魔力の質も密度も違いすぎて、手が出せません。後者に関しては、実際にお師匠に会ってみないとなんとも……」
アデリーンは、気乗りがしないようだった。しかし、こういう事情があるならば、彼女に依頼を断ることはほとんど不可能。
それは彼女も分かっているようで、しばらく逡巡したあとで腹を括った。
「……分かりました。とりあえず、お師匠のところに行ってみます。彼女の怒りを解くのが、多分呪いを解く一番の近道だと思うので……ただ、お師匠が公国に何らかの要求をした場合はどうしましょう?」
え、国に要求しちゃうの?とマグノリアは慄くが、アデリーンのお師匠とはそこまでトンデモな人物らしかった。
「………魔女の言い分に道理があり、私の一存でどうにかなる要求であれば、呑むことにしよう。あまりに度が過ぎるものであるならば………王家として、決断せねばならぬ」
公王の決断。王家としての、決断。
それは則ち、
「“黄昏の魔女”に、喧嘩を吹っかけるってわけですか」
マグノリアの問いに、公王は苦虫をかみつぶしたような苦渋の表情で頷いた。
「いくら聖戦の英雄と言えど、王位継承者に対するこの振舞いは看過することが出来ぬ。道理が公子にあるのであれば、魔女には報いを与えねば」
言う程容易いことではない。
相手は一人、だが一騎当千…否、一騎当万の強者。そして、その後見人は他でもない教皇グリード=ハイデマンなのだ。
下手を打って聖教会との関係が悪化しようものなら、事は「公子と魔女のトラブル」程度では済まなくなる恐れがある。
「……アデル。責任重大だな」
「うぅ……他人事みたいに言わないでよ」
「いや、他人事……悪かった悪かった、そう睨むなって。出来るだけのサポートはしてやるから」
と言いつつ、今回は自分の出る幕はあるんだろうか、と心配なマグノリア。
魔女との関係といい、魔導知識といい、どうも役に立てる気がしない。
……が、下手をするとサイーア公国が聖戦の英雄と衝突するという、場合によっては戦争並みにヤバい状況になるかもしれないことなので、自分知りませーん、と戦線離脱するわけにもいくまい。
「……よし、ハルト、クウちゃん。今回はかなりデリケートな事情を抱えてるからな、くれぐれも妙な真似はするんじゃねーぞ」
マグノリアとしては、ハルトに経験を積ませてやりたかった。
公王からの依頼という滅多にない好機を、最大限に活用させたかったのだ。
しかし今回の依頼内容から言って、ハルトは完全にお荷物である。クウちゃんは言わずもがな。
なので、ハルトに望むのは下手なことをして余計に事態を悪化させないことだけだ。
ハルトは、いつもの如く大人しく頷く…と思いきや。
「けど、セドリック…さん?が直接魔女さんにゴメンナサイってすれば、それで済む話ですよね?」
とか、トンデモ発言をぶっ放してくれた。
「え、いや、アタシらの話聞いてた?謝るっつっても、何があったのか分からないんだぞ。ましてや、王族ってのはそう簡単に平民に頭を下げることは出来ない。明らかに公子に非があるってんなら別だが…」
「魔女さんの大事な物を壊しちゃったんですよね?だったら、やっぱりゴメンナサイしないと」
「…………は?」
ハルトは、何を言っているのだろう。
一体何処から、「魔女さんの大事な物を壊しちゃった」なんて言葉が出てくる?
「お前、何言ってんの?いつそんな話が出たよ??」
話を聞いていなかった、どころではない。勝手に自分の中で話を作り上げてでもいたのだろうか。
「え、公子さんが言ってたじゃないですか」
「……………………は?」
「………え?」
「お主、今何と………?」
「死ね、死ね死ねゴミクソ!!」
キョトンとするハルトに、マグノリアとアデリーンと公王は呆けた声を出し、公子は悪態(かどうかは分からないがやっぱり悪態だろう)をついた。
「だってさっき、「あんなガラクタ壊したくらいでムキになりやがって…」って、言ってましたよね?」
「言ってた?いつ?つか言ってねーよ!」
公子が言っていたのは、「死ね」と「クソ」だけである。あ、さっき「ゴミ」も追加された。
マグノリアが脳内記憶をリピート再生してみても、そんな台詞はどこにも見当たらない。
「ねぇ公子さん。ボク、身分の差とかってよく分からないんですけど、でも大事な物をぞんざいにされたら誰だって怒るし、人に嫌な思いをさせたら誰だって謝らなきゃいけないと思うんです」
「死ねクソ死ね死ねクソがゴミクソが!!」
「それはその人にしか分からないことでしょ?他の人にはつまらないものでも、魔女さんにとっては凄く大事なものだったんじゃないですか?だから、呪いをかけるくらいに怒って………」
そこまで言って、ハルトはマグノリアに訊ねた。
「ところで師匠、さっきからみんな言ってる呪いって、何のことなんですか?」
「………………なぁ、ハルト」
マグノリアはそれには答えず、代わりに問う。
「お前は、公子が何言ってるのか分かるんだな」
「え…そりゃ、分かりますけど…」
分かって当然、と言わんばかりのハルトにその場の全員は唖然とするが、疑問をぶつけるのは後回しにしてマグノリアは続ける。
「で、今までの全員の遣り取りで、お前はどれだけのことが分かった?」
「どれだけって……ええと、皆さんが、公子さんが呪われたって騒いでて、それが何なのかはよく分からないんですけど、で、公子さんは魔女さんのところで何かを壊しちゃって怒られた…ってとこまでは、分かりました」
ハルトは戸惑っている。分かり切ったことを何故自分に確認するのかと、怪訝に思っているようだ。
しかし、分かり切っているのは、ハルトだけである。
「息子よ、それは本当か?」
ハルトの言葉を聞いた公王が、公子の方を向いて問い詰めた。
公子は無言でそっぽを向いたが、めちゃくちゃ気まずそうな表情から、それは図星らしかった。
「……驚いた、ハルトだけには、公子の言葉が分かるってこと…?」
「ちょっと待て。「死ねクソ」しか言えない呪いなんじゃないのか?」
驚愕か感心かで茫然となったアデリーンに、マグノリアは説明を求める。
公子の口から飛び出てくるのは「死ね」「クソ」ばかりで、どこをどう取ってもまともな会話は成り立たない。
「……多分なんだけど、これ、正確には呪いじゃない…と思う」
「どういう意味だ?」
「それは、どういうことかバセット殿」
マグノリアと公王は同時に訊ねた。
アデリーンは、多分と言いつつ確信がありそうな様子だった。
「そもそも、お師匠は呪術って専門外なのよ。生粋の魔導士だから。それなのに、言葉だけじゃなくて筆記までも縛る呪いだなんて変だなーって思ったんだけど……」
そこでアデリーン、ハルトに近付いた。
「理由は分からないけど、ハルトにだけは公子の言葉が正しく聞こえていた。…ってことは、これ、認識阻害…もしくは認識操作…なんじゃないかって、思うのよ」
ハルトをじっと見つめるアデリーンの視線は例によって狂気じみた熱を帯び始めていて、ハルトは怯えて後ずさる。クウちゃんは、アデリーンを牽制するようにハルトにひっつく。
アデリーンはそんな二人をまるで意に介さず、抑揚のない声で囁くように呟く。
これは、アデリーンが「没頭してしまった」際の特徴だったりする。
どこか外界とは隔絶された、彼女だけの世界。
「認識……そう、お師匠のとっておき……あれは確か、精神を司る精霊だったはず……あれの力を使えば、公子が何を言っても何を書いても、それを聞く者見る者は、「死ねクソ」としか受け取ることが出来ない…なんてことも、可能だわ。ただその場合……」
アデリーンの静かな熱が一際高まって、ハルトはどうにかここから逃げ出せないかと辺りを見回した。
…が、行動に移す前にアデリーンに腕をガシッ!と掴まれ、動きを封じられてしまった。
「なんであんただけはその影響を受けていないのかって話よ。お師匠の精霊…ベルンシュタインは、精霊の中でも最上位、精霊神に相当する存在。その干渉から逃れられるなんて、普通じゃ考えられない…」
「あの、あのあのアデルさん?今は、それどころじゃないですよね?魔女さんと公子さんを、仲直りさせなきゃならないですよね?」
「死ねクソが!」
「そんな、元はと言えば公子さんが魔女さんに失礼なことするからでしょ!?」
なんだかハルトと公子で会話が成り立っている。傍からはそう見えないが。
そのことに、驚くべきか安堵するべきか分からず(とりあえず通訳は確保出来たということだ)、公王とマグノリアはオロオロと三人の不可思議な遣り取りを見守るしかない。
「それどころ?そうよそれどころじゃないわよ魔導の真髄…世界の深淵に触れる糸口になるかもしれないのよ、こんなしょーもない依頼なんて受けてる場合じゃないっての」
「アデルさん?王様の前でそれは良くないですよ!?」
アデリーンの前では、ハルトが常識人に見えてしまうマグノリアである。
「お、おいアデル、ハルトを調べるのは後にして」
「後でもダメですよぅ!」
「そうよこういうのってタイミングも大事なのよ今すぐ調べましょうまずは一つ解剖でも」
「待って待って待って待って今物騒な言葉が聞こえてきましたよ!?」
「死ねクソが。死ねクソゴミ死ね死ね死ね」
「おまえ、わるいまほうつかい。ハルトから離れないと、クウちゃんおこるぞ」
段々、収拾がつかなくなってきた。
マグノリアが公王の方をチラッと見たら、完全に置いてきぼりでポカーンとしていた。
このあたりで話を進めないと、後で不敬罪に問われかねない。
「あー、もう!アデル!いい加減にしとけ。ハルトで遊ぶのは後回しだ!ハルトも、解剖は流石にアレだけど少しくらいは付き合ってやれ。で、まずは公王陛下の依頼を達成するのが先!」
「なんで私があんたの言うこと聞かなきゃなんないのよ今はそれどころじゃないって」
「言うこと聞かないと、ハルト連れて帰るぞ」
「う……!そ、それは卑怯よ……」
依頼よりも自分の知的好奇心を満足させることを完全に優位に置いているアデリーンに、マグノリアは冷たく言い放つ。
いくらアデリーンがハルトにご執心だろうと、保護者は自分なのだ。連れて逃げてしまえば、彼女は大事な実験体と実験機会を失うことになる。
「ちょっと師匠、そんな勝手に約束しないでください!なんでボクがアデルさんに付き合わなきゃ」
「言うこと聞かないと、実家に送り返すぞ」
「う……!そ、それはあんまりです………」
ハルトの意見も尤もではある。彼にアデリーンの実験体になる義理などなく、非常に理不尽な要求をしているとマグノリアとしても理解している。が、今それを言ったところで始まらない。どうも今までのアデリーンの「実験」でハルトに実害があったようには見えないので、人道に反しない程度のことなら許容してもらわないと。
いつもハルトには困らされているのだから、たまには困らせてやりたい、という意趣返しの気持ちが全くないかというとそうでもない…のだが。
二人が大人しくなったことを確認し、マグノリアは公王に向き直る。
「それでは陛下、私たちはこれから、“黄昏の魔女”のもとへ赴こうと思います。つきましては、畏れながら公子殿下にもご同行を願えないでしょうか?」
「息子を連れていく…と?」
「死ね!死ねゴミクソ!!」
マグノリアの提案に、公王は驚き公子は悪態(かどうかは分からないが以下略)をついた。
公王は、わざわざ一国の王子を連れ出すという理由が分からないのだろうし、公子はあからさまに行きたくなさそうだった。
「ハルトの言うことが本当だとすれば、魔女の要求は公子の謝罪に収まるでしょう。それ以上のものを求めるのであれば、もっと早くにそれを表明しているはずです」
「そ……それは、確かに、そうだな、うむ」
“黄昏の魔女”は、沈黙を貫いている。公子の呪いについて、それを解いて欲しければ〇〇を寄越せ…だとか〇〇しろ…だとかの要求は、今のところ全くなし。
であれば、彼女の要求は既に満たされている…と考えるのが自然だ。
魔女の要求…狙い、則ち、自分を怒らせた公子を困らせてやること。
一国の王子が礼を尽くして誠実に謝罪すれば、その怒りも解けるだろう。
何せ、相手は魔女と呼ばれてはいるが、れっきとした英雄なのだから。本来であれば平民に頭を下げることを良しとしない王族が自尊心を捨てれば、それを拒絶はすまい。
公王は、しばらく思い悩んでいた。
仮にハルトの言葉…公子が魔女の大切な物を壊してしまいその怒りに触れた…が正しいとして(それが本当かどうか確証はないが公子の態度を見ればある程度当たっているもよう)、王位継承者が平民に頭を下げるという行為を推奨することは、君主として認めがたい。認めがたいが、このまま公子が「死ねクソ」しか言えないままだったり、下手に意地を張って魔女の要求がエスカレートするかもしれないことを考えると、ここで自分たちが折れておくのが最善ではなかろうか……とでも考えているのだろう。
マグノリアのその推察は、当たっていた。
「……分かった。ならばフォールズ殿、其方に息子の身を預けよう。無論、こちらからも護衛は付ける。くれぐれも、よろしく頼んだぞ」
「承知致しました、陛下」
いつの間にか公王は、アデリーンではなくマグノリアを相手にしている。
ハルトの目の前で涎を垂らさんばかりになっている魔導オタクよりも、マグノリアの方が遥かに頼りになるし現実的だと理解したようだ。
マグノリアとしては、これはアデリーンの指名依頼なのだし自分はオマケだし余計な責任は負いたくないのが本音なのだが、このままアデリーンに主導権を握らせたままだと事態が何一つ進展しないのでこれもやむなしと諦める。
過剰負担分については、あとでアデリーンに分け前の上乗せを要求することにしよう。
問題は、公子の同意だが。
「死ね!死ね、死ね、死ねやクソ!!死ねクソクソ死ねゴミクソ死ねや死ね死ね!!」
……何か喚いている。
表情といい口調や声といい、マグノリアの提案と父の決定に不服なのは明らかだ。
自分が怒らせてしまった相手のところに行って謝らなければならない…というのは、誇り高き王族にとって耐えがたい屈辱なのかもしれないが……
「息子よ、これもお主の不始末のせいで起こったことであろう?己が過ちを認めぬ狭量な恥知らずを、継承者とすることは出来ぬ。いずれこの父の跡を継ぎ公国を導かんという信念を持っているのならば、潔く“黄昏の魔女”に誠意を見せてくるのだ」
「し………死ねクソ…………………」
父王に言われてしまっては、反論は出来ない…しているようにしか聞こえないが、凹んでいる姿を見るとそれは反論ではないのだろう。
マグノリアは、改めて“黄昏の魔女”のもとへ向かう面々を見渡した。
ハルトへの興味を隠し切れないが必死に我慢しているアデリーンと、怯えつつマグノリアに非難の視線を送ってくるハルトと、ハルトにくっついてアデリーンを牽制しているクウちゃん。
そして不満100%の仏頂面で「死ねクソ」を呟き続けている公子セドリックと、その護衛。
特大の溜息をつきたかった。
が、彼女は現実的な大人であるため、それをなんとか我慢する。
そして、一行の中に自分と同じような現実的な大人は、多分いないんだろうなー…と半ば諦め、今後の面倒事も諦め、ああそう言えばネコもいたなこいつは少しは常識を知ってそうだけど…だなんて猫の存在に救いを求めてしまう自分が可哀想に思えたりした。
セドリック公子、死ねクソしか言わないから書いててだんだん心が荒んできましたよ?




