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第十八話 パーティー結成



 「よし。じゃ、次行くぞ」

 「え、次って?」


 ギルドで依頼を受理した後、マグノリアはハルトを連れて建物を出ると何処へか向けて歩き始めた。


 「言ったろ?助っ人を頼むって」

 「助っ人…ですか」


 ハルトを先導して颯爽と歩くマグノリアと大人しく手を引かれてついていくハルトの姿は、道行く人々の目には微笑ましく映っているらしい。そんな好意的な好奇の視線にマグノリアは気付いたが、今さら手を離すのも逆に意識していると思われそうで、気付かないフリをしてハルトの手を握ったままだった。

 ネコの揶揄してくるような視線も鬱陶しかったが、それも気付かないフリをした。



 表通りから裏通りに入って、さらに路地裏へ。ここまで来ると繁華街の喧騒も遠ざかり、心なしか日当たりも悪くて薄暗い。

 リエルタ市は治安の良い都市ではあるのだが、あまり部外者は立ち入らない方がよさそうな場所だ。



 そんな路地裏の一件の家の前で、マグノリアは足を止めた。

 一件…といっても、それは長屋だった。見た目がまったく同じ家がいくつもくっついて、一つの棟を形成している。


 マグノリアは立ち並ぶ扉の一つを、無遠慮にノックした。ノックというよりは拳で殴りつけているのに近い。


 「…………………」

 「…………………」


 しばらく待ったが、返事がない。中から物音もしない。


 「あの、留守なんじゃないですか?」

 当然、ハルトはそう思ったのだが。


 マグノリアは再度、乱暴にドアを殴りつける。殴りつけながら、中へ声をかける。


 「おーい、アデル。アデリーン=バセット!いるんだろ、居留守使ったって無駄だからな!!」


 台詞といい口調といい、まるで取り立て屋である。


 「いい加減開けねーと、ドアをぶち壊すぞ!いいのか、大好きな閉鎖空間が壊されちまうぞ?」

 「………………………」

 「そうかそうか、分かった。んじゃ壊すからな。十数えたら壊すからな。ひとーつ、ふたーつ、みーっつ、よー…」

 

 容赦なくマグノリアがカウントダウンを始めて四つ数えたところで、唐突にドアが開かれた。

 ただし、ほんの僅かだけ。


 マグノリアは、そこに生まれた僅かな隙間に手とつま先を突っ込むと、無遠慮にドアを全開にした。

 やはりやっていることは取り立て屋と大差ない。


 ドアの向こう側に立っていたのは、マグノリアより幾分年下でハルトより幾分年上に見える少女だった。 

 焦げ茶の髪に赤のメッシュが一筋。瞳はハシバミ色。全体的に陰鬱な印象を受ける仏頂面。



 「……何の用よ、フォールズ」


 口調もまた、表情に負けず劣らずつっけんどんだった。


 「何の用とはご挨拶だな、命の恩人に対して」


 にやにやしながら言うマグノリアを面倒臭そうに見るアデリーンだが、否定はしなかった。その視線が、マグノリアの後ろのハルトに移る。


 目が合ったのでハルトは軽く会釈したのだが、アデリーンは無反応だった。返事もせず、じーっとハルトを睨み続ける。


 「にゃにゃ、んにゃ」

 その不躾な視線が気に入らなかったのか、ネコがハルトの肩から首を伸ばしてアデリーンの注意を引いた。突然視界に入ってきた黒猫に今度こそアデリーンは少しだけ目を丸くしたが、やはり何も言わなかった。



 「まーまーまー、とりあえず上がらせてもらうよ」


 家主の了解を得ないまま、マグノリアは無遠慮にズカズカと中に上がり込む。それについても何も言わず…ただ諦めの溜息をこれ見よがしについて、アデリーンは自分も家の中へ。

 ハルトも慌ててその後についていった。



 それはとても小さな家で、玄関を入るとすぐにキッチン兼リビング兼寝室が現れた。他に部屋は見当たらない。しかもその部屋は、ハルトが城で毎日の着替えに使う衣裳部屋の半分くらいの広さしかなかった。



 一体ここは何なのだろう、と狭い室内をキョロキョロと見回すハルトだが、マグノリアは勝手知ったるといった感じで手近なところに腰を下ろした。小さな書き物机(折り畳み式)を挟んで、アデリーンも座る。


 建物の中で床に直に座るという経験があまりないハルトは戸惑ったのだが、先日マグノリアに宿で正座させられていたので、地上界ではそんな習慣もあるんだな、と考えて自分もマグノリアの横にちょこんと座った。



 「……………で?」

 険悪さを隠そうともせず、客人にお茶の一杯も出さず、アデリーンは用向きを一言で訊ねた。その簡潔さには、今すぐ帰ってほしいという空気がふんだんに込められている。


 「これから一つ依頼をこなしにいくんだけどよ、お前も連れて行こうと思って」

 「……………………」

 「メインで動くのはこいつ、ハルトっていうんだけど、後衛も欲しいんだよ」

 「……………………」

 「というわけで、準備してくれ。アタシらは外で待ってるから」

 「…………ちょっと待ってマギー。いきなりすぎてついてけないんだけど。なんでそこの子供が?で、なんで私が?」


 ハルトもビックリな強引さで話を進めようとするマグノリアに、無言を貫き通そうとしていたアデリーンも流石に黙っていられなくなったようだ。


 「ま、色々と事情があるんだよ事情が。それにお前、アタシに借りがあるだろーが」


 ハルトとの諸々を色々の一言で片づけて、マグノリアはニヤリと笑った。

 二人の間に何があったのかハルトには分からないが、どうやらアデリーンはマグノリアに頭の上がらない何らかの事情があるようだ。ぐぐぐ、と反論を飲み込んだアデリーンは、やがて観念したように溜息をついた。


 「……分かった、その代わり、これで借りはチャラだかんね?」

 「ちょっと割に合わないような気もするが……まぁいいや、まけといてやるよ」


 合意形成はなされたようだ。狭い部屋なので、ハルトとマグノリアは家の外でアデリーンの準備を待つ。

 待つ間に、マグノリアの説明。



 「あいつ…アデリーンは、アタシの遊撃士仲間。以前に一時期だけどパーティーを組んでたこともある。ランクは第四等級だけど、重度の引き籠もりでさ。それがなければ今頃第三等級にはなれてるんだろうけど、本人には全くその気がない。コミュニケーション能力と性格にはやや難ありで、あとちょっとばかり魔導オタクなところもあるけど、優秀な魔導士だから後衛としては信頼できる」

 「スゴイ人なんですか?」

 

 ハルトの見た限り、アデリーンは客が来ても寝間着から着替えることも乱れた髪を整えることもしないグータラ人間だった。等級を持ち出されても、ピンと来ない。


 「スゴイってのも何を基準にするかだけど……でも、そうだな。あの“黄昏の魔女”に師事してたこともあるくらいだから、才能は本物だと思うぞ」

 「……たそがれのまじょ?」


 マグノリアの口から出た聞き慣れない単語に首を傾げるハルトだったが、マグノリアの方はそんなハルトの反応が信じられなかったようで、絶句する。


 「お…おま、まさか知らないとか言わないよな?」

 「知りません……けど…」


 まるでその名前を知らないことがおかしな話だと言わんばかりのマグノリアを見るに、相当の有名人なのだろうか。しかしハルトは地上界のことなんて何一つ知らないに等しいので、しかし自分の出自を明かすわけにもいかないので(そのくらいの良識?はある)、返答に困りつつ素直に答えるしかなかった。


 「…………………」

 「ええと……スゴイ人…なんですね?」

 「……三剣みつるぎの勇者は、分かるよな?」

 「…………?」

 

 またもや知らない単語が出てきた。

 勇者という単語は知っている。が、それは確か“神託の勇者”という名称ではなかったかとハルトは頭の中に疑問符を浮かべる。


 「マジか…それも知らねーのか……お前、どこ出身だよ…。あのな、三剣みつるぎの勇者ってのは、十五年前の聖戦で地上界を守った三人の勇者のことだ。で、“黄昏の魔女”ってのは、その勇者たちの一人、剣聖アルセリア=セルデンのパーティーメンバーさ。地上界最強クラスの大魔導士な」

 「ほへー、スゴイ人なんですねぇ…」

 「だからそう言ってんだろ。で、アデリーンはその魔女の直弟子ってわけだ」

 「と言っても、師事してたのは二、三年だけど」


 マグノリアの言葉に続けるようにして、アデリーンがドアから姿を現して言った。すっかり支度は整っている。


 先ほどまでのボサボサ頭にヨレヨレ寝間着パジャマではなく、いかにも魔女然とした黒いとんがり帽子に黒い法衣ローブ、宝珠が先端に嵌め込まれた魔導杖ワンド


 どこからどう見ても、立派な魔法使いの姿だった。



 「おー、久しぶりだな、その格好」

 「仕方ないでしょう、あなたの仕事に不十分な装備でついてったら命がいくらあっても足りないわ」


 ツンケンしながら言うアデリーンだが、やる気たっぷりの格好を見るにそれほど嫌がっているようでは…


 「ああ、帰りたい。もう帰りたい。働きたくない永遠に布団に潜っていたい寧ろ布団になりたい私布団になりたい人生だった」


 ……めちゃくちゃ嫌がっていた。



 「そう言うなって、多少の分け前はあるからよ」

 「…多少、ね…」


 しかしマグノリアは容赦ない。逃がさないとばかりにアデリーンの肩に腕を回し、さりげなく拘束して通りへと連れ出す。

 ハルトも慌てて後を追い、自己紹介もまだだったことに気が付いた。


 「あ、あの!ボク、ハルトっていいます。師匠の下で鍛錬に励みながら、遊撃士を目指してますよろしくお願いします!」


 ぴょこんと頭を下げるハルトに、アデリーンは改めてマジマジと視線を這わせた。


 「……ふぅん。マギーが弟子を取るって…しかもまだ遊撃士でもない子供ってのが意外だけど……でもまぁ、なるほどね、放っておけない気持ちも分かるわ」

 「っておい、何勘違いしてやがるんだよ!」


 ハルトに顔を近付けてしばらくジロジロと眺めまわした後、うんうんと頷きながらアデリーンは何かを早合点した。マグノリアはその早合点を即座に否定したが、アデリーンの心得顔は変わらなかった。


 「別に恥ずかしがる必要ないじゃない。個人の趣味嗜好は自由よ。法には反しない年齢っぽいし、外聞的には問題かもだけど私はとやかく言わないわ」

 「だから決めつけるな!アタシはこいつにも貸しがあるんだよ!そのためには頑張ってもらわねーといけないんだって!!」


 二人は言い争いながらどんどん進んでいく。ハルトはその後を大人しくくっついていきながら、


 「ねぇネコ。師匠とアデリーンさん、仲良さそうだねぇ」


 などと、的外れな感想を抱いていたりした。




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




 リエルタ市の北西に、ボルテス子爵領がある。今回の依頼主は、その子爵領にある集落の一つ、トーミオ村。

 ここ最近、そのトーミオ村付近で村人や旅人が姿を消すという事件が頻発しているらしい。

 

 子爵領は開拓地であり、ここ十年程で入植が進んだ。トーミオ村もその一つであり、周囲はまだ深い森に囲まれている。

 開拓地が魔獣に襲撃されるというのはままあることで、村の人々もその可能性を考えた。

 しかし辺境の中の辺境であるそこは国の保護も満足に受けることが出来ず、頼みの綱の子爵も何故か失踪事件には無関心だった。度重なる村人の陳情も黙殺され、ならば国へ直接救援を要請…と思っても、階級社会であるこの国では平民である村人たちが直接領主以外の王侯貴族へ意見を述べることは許されていない。

 手をこまねいているうちに失踪者の数は増え、切羽詰まった村人たちが最後に頼ることにしたのが、遊撃士ギルドだった。


 「で、ギルドに依頼を出したんだとさ」


 子爵領へ向かう道すがら、マグノリアはアデリーンに依頼詳細を説明。…はいいのだが、ギルド支部で一緒に話を聞いていたはずのハルトがへーそんなことがーみたいな反応を見せているのはどういうことか。


 「でも、それだったらどうして討伐依頼じゃなくて警備依頼なわけ?しかも期限が二週間って」

 「予算の都合だってさ」


 マグノリアもギルドで聞いたときには不自然に思った。

 元凶を潰さなければ、事件は終わらない。しかも、期限が過ぎた後はどうするつもりなのか。


 「魔獣の仕業ってのも推測にすぎなくて、当然種族も分からないもんだから討伐依頼は出せないんだと」

 「あー、なるほどね」


 魔獣の討伐依頼には、対象の魔獣の種族と数、現場の状況などの情報が必須である。それらが分からなければ、推奨ランクも報酬額も決められない。

 今回の様に、多分魔獣の仕業ですだけど多分だしどんな魔獣かも何匹かも分かりません…という状況で討伐依頼を出せば、十中八九ギルドに却下されてしまう。


 「んで、当然二週間じゃ事態は解決しないかもって村人は分かってるみたいだけど、村人全員で搔き集めた金額じゃそれが限度だったってさ」


 今回の依頼達成の報酬、20万イェルク。都市部ではそれほど法外な金額ではないし、ランクDの依頼ならばそこそこ割のいい相場、程度である。

 しかし、半自給自足の開拓地の人々にとって現金収入の道は限られていて、それだけの金額を集めるのも並大抵のことではなかっただろう。

 ギルドの調査により近辺の魔獣のレベルが2~4だということが判明しているので二週間という期間を指定することが出来たが、仮にもっと高位の魔獣が生息する地域だったとすれば指定期間はもっと短くなったはずだ。


 「二十万イェルクって、そんな高いんですか?」


 …ここに、相場も分からない世間知らずがいる。

 自分の魔晶石が100万という高額で売れたからか、生まれ育ちが高貴でいらっしゃるからかは分からないが(多分その両方だろう)、キョトンとした表情がまるで「パンがなければケーキを食べれば」的な無意識かつ残酷で純粋な疑問を呈していた。


 

 「ハルト…お前さぁ、絶対にそういうこと村の人たちの前で言うなよ」

 「え、どうしてですか?」

 「どうもクソもない。つーかお前は余計なことは言うな。後ろで黙ってろ」

 「………はい」


 理由も分からず叱られてしゅしゅーんと凹むハルト。

 アデリーンは、そんなハルトとマグノリアをしばらく見比べていた。


 「……ねぇ、思ったんだけど」

 「何だよ」


 アデリーンは先ほどのマグノリアの台詞を思い出しつつ、疑問に思っていたことをぶつける。

 「この子に貸しがあるって言ってたけど、それを返してもらうのにあなたが主導してたんじゃ意味ないじゃない」


 それがマグノリアにとって図星だったことは、彼女の表情を見れば明らかだった。


 「……………そ、それはまぁ、アレだよ。放っておくと、こいつが稼げるようになるまでどれだけかかるか分かったもんじゃないし…」

 「別に荒事である必要もないでしょ。少なくとも、これだけあなたが世話焼いてたら寧ろあなたの方が手間賃もらってもいいくらいじゃない?」


 ズバズバと切り込まれてマグノリアは歯切れ悪く反論するのだが、アデリーンは容赦ない。


 「だからさ、こういう形なら、ほら、こいつの修行にもなるし試験対策にもなるし、アタシは金を返してもらえるし一石二鳥で…」

 「そもそもなんでこの子の修行に付き合うのよ?弟子ったって赤の他人でしょ?」

 「それは……まあ…………そう、なんだけど…」


 言われたマグノリアも、あれそう言えばなんで自分はこんなにハルトを気にかけてるんだっけ?と根本的な疑問に辿り着いた。

 

 確かに、放っておけないとは思った。世間知らずで純朴な彼が無防備に世間の荒波に向かっていって酷い目に遭うことも考えられたし、そうなればあの怖そうなお目付け役が黙ってはいないだろうとも思った。ここで彼を逃がせば借金は全てマグノリアに降りかかってくることも、確かだ。


 しかし、だからと言ってマグノリアがここまでお膳立てしてハルトを鍛えてやる筋合いなど、ない。

 この際身売りでも何でもいいから金持ってこい、と言えばいい。或いは例のお目付け役に全てを話してハルトの実家から弁償させればいい。


 それなのに、彼に剣術を指南したり遊撃士の道を提示したり、挙句の果てに初仕事をフォローして遊撃士の仕事とは何ぞや的なことを教えてやったり彼に魔法を見せるためにわざわざアデリーンを連れてきたり、するなんて。


 まるで巣立ちの準備を始めた雛に飛び方を教える親鳥のような真似をしなくても、いいじゃないか。



 アデリーンの言うことも尤もだ、今からでも遅くないから依頼をハルトこいつ一人に押し付けて自分は帰っちゃおうかなー(今回はちゃんとハルトの名前で依頼を受理してある)、などとマグノリアが考えたところで。


 「アデリーンさん、師匠を責めないでください!師匠はとても優しい人なんです。困ってるボクを放っておけなくて、力を貸してくれてるだけなんですから!!」


 純心100%の澄み切った瞳でハルトが断言した。


 「優しい……マギーが?」


 疑わしげに言うアデリーンに、ハルトは強い調子で続ける。


 「はい!優しくて強くて、すっごく格好いい師匠なんです!ボクは、師匠みたいな凄い遊撃士になって、いつかメルセデスとパーティーを組むんです!!」


 拳を握りしめ、夢を語るハルト。肩の黒猫が何かを言いたげな目で彼を見ていたが、同時に諦めたような表情もしていた。


 「…なんでそこでいきなりメルセデス?ってあの凶剣?」

 「ね、師匠!師匠はボクを高みに導いてくれるんですよね!!」


 まっすぐに見つめるハルト。まっすぐに見つめられるマグノリア。


 「え…えーと……アタシは………」

 「まだまだ未熟者ですけど、よろしくお願いします師匠!!」

 「お……おう、仕方ねーな……ビシバシいくから、覚悟しやがれよ」

 「はい、師匠!!」


 決して押しが強いわけではないハルトに何故か押し切られて完全に師匠であることを受け容れてしまったマグノリアの姿に、アデリーンはこいつちょろいな、と思った。

 思ってからハルトの肩の上の黒猫と目が合って、同じことを思ったのだと互いに察し、一人と一匹は同時に肩をすくめた。




 




新キャラ、アデリーン登場です。

因みにこの時代、神託の勇者一行(いわゆるポンコツ三人娘)はほとんど生きる伝説扱いです。

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