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R  作者: 牧場サロ
プロローグ
1/11

令和元年5月1日0時0分

 それは、日本の元号が平成から令和へと変わった瞬間に起きた。


「日本国民の皆様、夜分に失礼致します。それから皆様が令和元年を迎えられましたこと、大変おめでたく思います。」


 日付が変わった瞬間、突如として街中のモニターの画面が切り替わり――否。

 モニターだけではない。

 人々が手にするスマートフォン等の携帯端末、家の中のテレビやパソコンに至るまで、同じ映像が写し出され、全く操作できなくなった。

 画面には真っ黒なパーカーなようなものに不気味な仮面を被った人物が写し出されており、音声も加工されていた。

 その異様な光景に、日本中の人々が呆気にとられ、唖然とした。


「大変申し遅れました。私の名はR…とでもしておきましょう。それでは改めまして、日本の皆様に大切なお知らせがあります。私Rは日本に対し――」

 それから『R』と名乗った人物はほんの一瞬間を置き、少し低い口調で続けた。








           ┐

          宣

          戦

          布

          告

          し

          ま

          す。

         └

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― 新着の感想 ―
[一言] 確かに超展開
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